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223.創作キャラ全員集合のスレ
 ┗123

123 :ベリー
2023/04/28(金) 22:14:58

 と、なんやかんやで孤児達の統率が乱れてタツナがリーダー的存在を務め始める。しかし前リーダーだったラースの様に上手くいかなかった。そんな中、白蛇教からのテレパシー的なアレで白蛇教徒の誘いを受けて『ラースに戻ってきて欲しい』という願いを代償にタツナは白蛇教徒となる。
 何気に、リーザが2回目の襲撃を仕掛けたのは、白蛇教徒となることを願ったタツナを迎える為だった。リーザの権限の仕組み的にも、わざわざ一回目の襲撃で廃墟となって責める価値のない場所へ襲撃する理由も分かる。

 ということで、自分達を引き取ることに否定的で、リーダーが消えた原因であるヒラギはタツナにとって忌むべき存在であり、ミソウも近付けさせなかったためミソウとヒラギはあんま面識がなかった。

 ただ、今回の出来事。夜刀に見捨てられる筈だったタツナとミソウを守ろうとしてくれたヒラギを見て、ヒラギへの悪感情は消えた。その面でも、彼は色々成長した。


「どーしたのタツナ。ご飯代を稼いでくるヒラギセッチューカお兄ちゃんに、行ってらっしゃいしに来てくれたのー?」
「それもある」
「へぁっ?!」

 ヒラギがからかう相手は、総じて自分(ヒラギ)が嫌いな人達。

────────以上

 リーダーシップがあり(子供達は年齢的に纏めにくかったが)、孤児達の為に白蛇教徒に身を堕とすなど自己犠牲精神が強い。最終的にそんな自分のせいでミソウが死んで(事故っちゃ事故だし悪いのは封印を解いた白蛇教だが)、自分たちの家族を殺して自分の人生をめちゃくちゃにするきっかけを作ったリーザを酷く恨み、復讐を誓う。
 が、ヨウに止められて孤児達を纏める方に力を入れる事となった。前と状況は何ら変わってないが、孤児たちもトラウマを抱えたり身内が酷い目にあったりと色々学んだし、タツナ自身の精神も強くなったため、ラースが居た時期よりも統率が取れる事となるだろう。

 クソみてぇな事してるリーザしか知らないタツナは100パーセントの憎悪を持っていた。が、ヨウはリーザを想う人(司教同好会先輩)を知っていた。自己判断や意思が希薄なヨウはその場に流されて何となーくリーザと先輩達の事を考えていただけだったが、今回をきっかけに本格的にリーザへの気持ちと向き合わなければならなくなる。

○名前の由来

徒桜──儚くすぐ散る、桜の花弁の意
 ミソウ含む徒桜家は命を散らした。タツナは命の代わりに、ラースと比べてリーダー出来ない自分への劣等感や、リーザへの憎悪やヒラギへの憎悪を散らした。

ミソウ──魅喪の“魅” 宛て字。

     魅喪の“喪”
『1仕者の死後、一定の期間、家にこもってつつしむ礼。死者を哀悼する礼。もにこもる。
 2死者をほうむる儀式。とむらい。』(Google先生)
 死後とか死者とか。あと喪失って漢字とか。ミソウが死ぬことを示唆してた。

タツナ──跎卓の“跎” つまづくという意味。白蛇教に身を堕とすまでつまづいてた彼を示してる。
    
     跎卓の“卓” 卓球の卓。というのは冗談で。
『1.他をぬいて、すぐれている。
 2.他よりたかい。高く立つさま。』(Google先生)
 この事件を終えて、みんなのリーダーとしてやっていく、成長後の彼を示してる。

また、卓(しょく)の方は
『仏前に置き、香華を供える机。茶の湯にも用いる。』という意味もあるらしい。

 跎卓という漢字は、サビテソ編を通じた彼の成長に通じて宛てた。

──

○余談
元々、最期の足掻きの双子キャラだった彼ら。ぶっちゃけアッチの方と結末はあんま変わらん。タツナが復讐に走らず寧ろ成長して地上で暮らし、シュウみたいなクズに誑かされず騙されず裏切られず、最期に実兄と話せたミソウは、最期の足掻きの結末より幾倍マシだった。

 また、これだけの内容でファンタジー1作作れそうな勢いだが、本編にぶち込んだらゼッテェ長くなるから最小限の情報に頑張って抑えた。
 また、ラースが一節の後に出てくる。一節の情報管理だけでも大変で二節以降の伏線なんて張る余裕ねぇし張りたくもねぇ為、この情報あんま出したくなかったというのもある。
 プロットだけにしておくのが勿体ないエピソードが良く出る……群像劇ぃ……

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