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26.鉄道専門スレ
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819 :黒帽子
2023/02/19(日) 10:32:49

全新幹線車両解説
東北・北海道・上越・北陸・山形・秋田編

200系
元祖北への新幹線。0系や100系とあんま変わってないように見えるなどと言ってはいけない。スノープラウや床下機器へのカバーなどの雪対策装備が施され、現在のJR東日本の新幹線車両にも引き継がれている。
1982年の東北新幹線開業から2000年頃の一部編成車両更新を経て、2013年までの長い期間活躍した。東北新幹線こそ高速化で主役の座は譲ったが、上越新幹線では開業当時から最後まで第一線で活躍した。

400系
山形新幹線初代車両。新幹線にあるまじき銀色の塗装が目を引いた。先頭デザインも現在のJR東日本のE2系やE5系新幹線のベースとなっている。福島以南では200系やE4系と併結して運行していた。2010年に惜しまれつつ引退、そこから長い時を経て2018年夏に鉄道博物館で保存された。歴史に残る車両なのに扱い酷くないか?

E1系
新幹線初のオール二階建て車両。そして初のEシリーズ。当初は600系として開発予定だったので、600系が欠番になってしまった。輸送力に物を言わせて新幹線通勤の客や繁忙期の観光客を多く乗せた。2012年に引退。

E2系
200系に変わるJR東日本の第2世代標準車両として登場。長野まで開業していた当時の北陸新幹線や、E3系こまちと連結するはやてで20世紀末からゼロ年代の主力車両として活躍した。現在でもまだまだE3系つばさとの併結運用で活躍するも、E5系とE6系、E8系の増備でいよいよ引退が秒読みに。

E3系
ミニ新幹線第2世代。秋田新幹線の開業や、山形新幹線新庄延伸に合わせて製造された。さらに、400系の置き換えに合わせて製造されるロングセラーに。秋田新幹線から引退後も、現美新幹線やとれいゆといった観光列車に改造された車両も一時期存在するなど、意外にもバリエーションの多い形式。山形新幹線向けの車両が最後まで生き残ったが、ついにE8系の製造がはじまり引退まであと数年。

E4系
最後の全車両2階建て。1997年末に登場し、上越新幹線やつばさの相方としての活躍をした。重連をすれば定員1634名の輸送力モンスターの誕生である。2019年に起きた台風の影響で、引退時期が半年伸ばされて2021年10月まで活躍した。

E5系・H5系
JR東日本の新幹線第3世代。この世代からは各路線特化の色を強める。320km/h運転をついにかなえた緑色の新幹線。さらに新青森から北へ、新函館北斗まで直通するようになった。JR北海道保有のH5系もいる。

E6系
2代目こまちの赤い新幹線。E5系と連結して盛岡までは320km/h運転をする。
山形新幹線の新車もE6系と予想されていた時期があったが、E8系の製造に決まった。

E7・W7系
上越・北陸新幹線の現在の主力、青い新幹線。北陸新幹線向けの装備を保有しているが、スピード面は諸事情によりE2系のスペック据置。E4系のところで解説した台風の被害者はこの形式で、上越新幹線への導入を進めていたが北陸新幹線の車庫で被害をこうむり、上越新幹線にいたE7系を緊急で北陸新幹線で走らせることにした。

E8系
2024年デビュー予定、四半世紀ぶりに登場する3代目山形新幹線。紫と白という2014年以降おなじみのカラーながら、先輩よりもうまく車両の塗装をこなし、300km/hで福島以南を爆走するそうだ。今後板谷峠の高速化も計画されており、E8系の時代は熱くなりそうだ。

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