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┗269.私達の闇学校(1-13/13)
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1 :空
2022/05/01(日) 21:03:22
犯罪者の子供達が通う犯罪者になるための犯罪専門中学校通称、闇学校に入学してきた女の子の苓は幼い頃誘拐されたのだった。
そんな苓の将来の夢は警察官!?
苓は無事警察官になれるのかっ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>2-3入学式
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2 :空
2022/05/01(日) 21:04:19
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが鳴った。
私が今日から通う学校は世間ではあまり知られていない、闇の世界の人間にしかわからない学校だ。
幼い頃に知らない男に誘拐され今まで閉じ込められていた私は久しぶりに外へ出た。
「いい気持ち過ぎる」
背伸びをし空を眺め気分アゲアゲである
私は体育館に向かいながら色々と考えていた。
すると後ろから肩をポンポンとされ振り向くと可愛らしい女の子がいたのだ。
「こんにちは。一緒に体育館行こ」
犯罪者の子供ではなさそうな目でニコニコとしながら返事を待たずに彼女は私の腕を引っ張った。
「は!?ちょっ…」
突然のことでビックリでいたが…まぁそりゃそうだな。
知らない女の子にいきなり誘われていきなり腕を捕まれ引っ張り回され私はヘトヘトだ。
さらに朝ごはんを食べたばかりなので…
「う"…」
お腹が刺激されキラキラが出てしまいそうだった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
体育館に着くと新入生がもう席に着席していた。
「どこの席座るぅ?」
まさか彼女は私と座る気なのか?!と思いながら舞台を見ていた。
舞台には落書きがたくさんありとても汚い状態であったのだ。
綺麗好きだから気になる私は舞台をなるべく見ないようにした。
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3 :空
2022/05/01(日) 21:55:55
3分ぐらい経つと校長先生らしき人物が舞台へ出てきた。
「あ!お父さんだぁ」
「本当だ。…ってお父さん!!?!?」
目玉が飛び落ちそうなくらい驚いた。
まさか彼女の父親はこの闇学校の校長先生だったなんて!
「入学おめでとうございます。私は八七橋(やなはし)校長です。よろしくお願いします」
校長先生の挨拶は凄く短かった。
それにしても…
「うるさいねぇ男子」
彼女も思っていたらしい
とにかく男子がうるさく校長先生の話も聞いていない様子だった。
話というか自己紹介程度だったが。
私が今、一番気になっているのは
「そういえば君…名前は?」
彼女の名前だった。
私は彼女の顔を見て足を組ながら言った。
「八七橋(やなはし) 深雪。よろしくねぇ(^-^)あ!貴女は?」
彼女は深雪と名乗った。凄く笑顔が素敵でキラキラと輝いていた。
「私は五十嵐 苓。よろしく」
深雪が名乗ったので私も名乗ってみたがやはりこの五十嵐 苓 という名前は口に出すと親に会いたくなる。
だが…私はこの犯罪者の子供が通う犯罪の事を勉強する闇学校で犯罪者はどのような行動を取るのか勉強する!
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4 :空
2022/05/03(火) 10:41:17
次の日…
私は速く学校に着いて授業の用意をしていた。
クラスは1年3組で深雪とも同じクラスになれた。
それに…
「れーいちゃん」
たまたま幼い頃の友達が何故か闇学校にいてこいつとも同じクラスになった。
「なんで勝人が闇学校にいるの!」
友達の名前は勝人、薄々と覚えているのだが女の子だぁい好きな男の子だ。
「こっちのセリフだw」
そういえば勝人は私が誘拐された頃は引っ越していていなかった。
勝人もどうして私がこんなところにいるか想像できないのだろう。
私が(言葉返却されたぁ)と思っていると勝人が急に私の耳に口を近付けて小声で話し出した。
「教室では話しにくい…放課後、屋上で集合」
勝人はそう言うと自分の席へ戻った。
机に肘を立てて私はめんどくさそうなため息をついた。
キーンコーンカーン…
今から授業開始だ。
1時間目は、理科
理科の授業は普通の学校では実験や体の作り等が一般的なのだがここ闇学校では爆弾の作り方
当然私は、爆弾はどうゆう部品があるのかを勉強する。
「爆弾作りかぁw (*^-^*)楽しそう♡」
なんか怖い事を言い出した深雪は爆弾作りの説明をしている先生の話を真剣に聞いていた。
深雪のことはまだ謎がある。
一体何者なんだ。
「見て苓」
隣の席にいる深雪は私に理科ノートを見せた。
そこには落書きがっ
「ら、落書き!?」
私はますます深雪のことがわからなくなった。
(真剣に聞いていたんじゃないのかよ…)
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5 :空
2022/05/03(火) 11:07:15
授業が終わるとみんな一斉に着替えだす。
次の授業は体育
警察から逃げられる体を作る授業で剣道、柔道、拳銃を上達させる。
「苓、一緒にいこぉq(^-^q)」
深雪はまた返事を待たずに私の腕を引っ張った。
まだズボンはいていないのに…
「まっ!た、たんま!たんまーズボンまだ💦」
勿論、私は焦る。
「あーメンゴメンゴw 男子達に見られちゃうところだったねぇ ははは'`,、('∀`) '`,、」
深雪は面白そうに笑うがこっちは普通に面白くない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
深雪とグランドに行くと拳銃を撃つための的や本物の拳銃がたくさんあった。
体育館には恐らく柔道着などがあるのだろう。
授業が始まるとみんな先生に言われた場所に行く。
私は、柔道をやることになった。
勝人は、拳銃
深雪も勝人と同じ拳銃だ。
しかし…
「よーい初めっ」
審判らしき人がそう合図すると私はボロ負けした。
2回戦も負けて3回戦も負けた。
そう私は重度の運動音痴である。
鉄棒の前上がりさえできない私は前上がりをしたら洗濯物みたいに干されているようになってしまう。
(そんな奴がいきなり柔道できるかー)
少し怒り気味で審判を睨む。
そんな事をしている時、拳銃をしている深雪と勝人は…
バン!バンバン!
「す、スゲー」
勝人が全的中しているを見ていた生徒は全員、声を出した。
勝人は拳銃を片手で持ち楽勝な表情で的中させる。
一方深雪は的中ではないが近い所を撃っている。
下手な私と比べ2人共最強コンビであった。
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6 :空
2022/05/03(火) 13:13:05
体育の授業が終わると深雪と勝人はいつの間にか仲良しになっていた。
「勝人君よく見るとカッコいいねぇ!放課後どっか行こうよ」
深雪が勝人にナンパをしている!?!?
「今日は苓と約束があるからムリ(ヾノ・∀・`)」
勝人は即断った。
深雪は えー という顔ではなく えっ!? という顔をして私の方を向いた。
「いつから交際を?」
深雪は勝人が言った苓との約束とはデートのことだと変な考え方をしてしまったみたいだ。
「ちーがーうっ!速く教室に戻れ!」
私は顔を真っ赤にして言った。
深雪は口をタコのようにふくらませて走って行った。
深雪がいなくなると私と勝人、二人きりで教室に向かうことになった。
「あいつ何?」
勝人も深雪の事が気になったのだろう。
あの犯罪者の娘ではなさそうな顔、行動全て普通の女子中学生のようだ。
「知らん 父親は校長先生らしいが」
勝人と歩きながら深雪の父親の事を言った。
「父親は校長!?それマヂ?」
勝人は大きな声を出し驚いた。
「本当だよ。父親が校長だと悪い人だと思うのに深雪は悪い人には見えない」
勝人には、不思議となんでも言える。
やはり幼馴染みだからだろうか
「警戒した方がいいかもな。父親に命令されて警察に闇学校の事を話さないか怪しい行動をしないか生徒を監視してるかもしれない」
勝人の勘は当たりやすいのは知っている。
でも本当にそうなのか?
当たっていそうで間違っている気がする。
「そうかな…」
私は少し警戒することにした。
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7 :空
2022/05/03(火) 13:30:40
休み時間…
深雪の姿が見えず私は深雪を探していた。
トイレにもグランドにも深雪は居なく屋上を探そうとして屋上の扉を開けると深雪が屋上のベンチでスマホを見ていた。
「深雪ミッケ こんなところで何してるの??」
私は深雪の隣に座ろうとしたが深雪はスマホを急いでポケットの中に入れてベンチから立ち去った。
今までの深雪は人懐っこかったのだが今回は何故か無言でいる。
無言で私をほって行き無言で屋上を去った。
(スマホを見るだけなら教室でもいいはずなのにどうして屋上で…何かある)
私はどんどん深雪を怪む
本当に勝人が言っていた通り、校長先生の命令で生徒を監視しているのか…
さらに深雪が急いでポケットに入れたスマホが気になった。
私に何かみられたくない事がスマホの中にあるのなら何なのだろうか。
考えているとお腹が空いてきた。
「給食室に忍びこんでつまみ食いしてぇぇぇ」
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8 :空
2022/05/06(金) 20:27:03
私は腹の虫が鳴るのを我慢し3・4時間目も真剣に授業を受けた。
…そして今から私の大好きな時間が始まる
「給食だぁぁぁあ!!!!!!」
小学生の様に飛び跳ねる私は給食が大の大の大好きなのだ
「今日の給食はカツカレーだってぇ( 〃▽〃)」
深雪は飛び跳ねている私をみながらニコニコとしてメニューを言った。
カツカレーに入っている人参は苦手だがカツカレーは私の大好きなカレーである。
「ヒヤッフゥゥウ≡(* >ω<)」
メニューを聞いたら教室を走り回った。
一方、勝人は私をヒクような目で見ていた。
(¬¬)
勝人のあの目は見たことがない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
給食がクラスに運ばれてきて次々とお皿につがれる。
こうゆう時は男子らが一番うるさい。
「俺が全部食う!」
や
「俺の方が1番多くして」
などの声が飛び交う。
これを私は 食いしん坊の陣 と呼んでいる。
いくらカツカレー好きでも私の胃は小さいのでそんなには食べられない。
私もこの食いしん坊の陣にまざりたいのだが食べられないので控えている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
いただきます🍴をするとみんな、黙々と食べる
だって感染対策だからねっ('ω')bグッ!
私はというと少し警戒して食べる。
普通に食べたいが麻薬とか違法薬物を飲む奴がたまにいるのでちゃんと見張っているのだ。
いたら先生に言うことしか出来ないが闇学校では違法薬物や火薬、爆竹は禁止されていてルールを破ると闇学校専用の牢屋へ1週間閉じ込められるらしい。
持っている人等を見つけて先生に報告した場合はなんと、5000円が貰えるらしいのだが…べ、べつに私はそれを狙っているわけではないぞ
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9 :空
2022/05/10(火) 21:50:39
無事給食が終わると、ある事件が起きた。
闇学校あるあるの 殺人事件
事件現場は廊下で凶器は果物ナイフ、犯人は二年生であろう男子だった。
この学校では殺した人は牢屋には入れられず逆に先生に褒められる。
「頭本当イカれてるな…」
腕を組んで死体を見ながら呟いた。
その時深雪は……
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10 :空
2022/05/10(火) 21:53:09
死体の近くにいた。
なんだか違和感のある光景だった。
他の生徒、殺した犯人以外の生徒は殺されないためなのか死体には近寄らない。
なのに何故か深雪は犯人の隣にいた。
そして先生と話していた。
「苓あの殺された人…」
勝人が私の後ろからヒョコッと出てきた。
「あぁ不幸だったなぁ」
「そうじゃなくて!警察に闇学校のことを話そうとしたらしい」
ジーと死体をみている私にヒソヒソ声で言った。
「警察に闇学校のことを話そうとして校長が娘である深雪に殺させるように命令させたか…でもあの殺した男子生徒が気になる…」
そう言いながら私はスカートのポケットに右手を入れて深雪のそばに近寄った。
その様子をみている生徒はザワつき始め、私が近付いてくると気付いた深雪は私をじっと見た。
私が深雪の真ん前に来ると深雪は緊張している様子だった。
私はポケットから手を出し
「深雪 ここは危ないから向こうに行こう」
深雪の服を掴んだ。
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11 :空
2022/06/27(月) 21:37:09
「うん」
手を繋ぎ一緒に教室へ向かった。
五時間目の授業が始まった。
殺人事件はなかったようにみんなは黙々とノートを書いていた。
「今の授業は社会だからなぁあんまり将来には関係しないと思う」
勝人がボソッと呟いたその言葉、今まではそう思っていたが闇学校の社会は犯罪者先輩のことを勉強するのでなかなか面白い。
社会に出てくる犯罪者は有名な犯人だ。
世界的に有名になった犯人しか出てこない、しかも中にはまだ捕まっていない指名手配犯もいる。
指名手配犯は警察になるために覚えるべきところだ!!!!
私の目がお星さまのようにキラキラと輝いた。
いつも私の美しさは輝いているからいつもより眩しかったことだろう
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12 :空
2022/11/10(木) 21:53:34
そして…全ての授業が終わり家に帰る時間になった
だが私には用事が残っている 勝人は屋上で待っていると言っていたが忘れっぽい性格なので忘れていないか心配だ……
屋上につくと約束どうり、勝人は屋上で景色を眺めていた。
「勝人、きたけど…」
私は勝人の背後にゆっくりと近づいた。
すると勝人は後ろを振り向いた。
勝人の手にはコンビニのおにぎり🍙が2個あり口にはご飯粒がたくさんついている
「なんで中学校に5歳児がいるんだ」
私はボソッと呟いた
「んぶっ!」勝人は中学生のはずなのにご飯粒を吹き出し手で口をふいた。あり得ない、まさに勝人こそが結婚できない男である
私がジトーとみていると「ごめんごめん 本題に行くわww」勝人は笑いながら喋り始めた。
「…どうして闇学校にいるんだ?あんたの親は犯罪者じゃないだろ?」腕を組みもっと勝人に近づいた。
「人って見かけによらないよなぁ俺の親はいい人のはずだったんだよ」暖かい風がピューと吹いたと同時に勝人の顔は悲しそうな顔へと変わった。
聞いたことがある小学生や中学生まで普通の学校に通っていたが途中から"親が犯罪者だった"場合闇学校に通う子がごくたまにいるという噂を…
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13 :
空
2022/11/21(月) 21:19:23
「勝人の親は犯罪者だったのか?」
優しく私は勝人に話しかける。
すると勝人は小さくうなずいた泣かないはずの勝人の目には涙がたくさんあふれでていた
この世はどうして酷い親がいるのだろうか親が犯罪者ということを隠し、子が中学生か高校生ぐらいになると親は犯罪者という事を話し説明し子供を犯罪者にさせる親…結局犯罪者にするのなら隠すなよと言いたくなる。
そして私は決めた。
「私の夢は警察官で叶ったら闇学校を潰す予定だった……でもやめた今潰す!警察官になってからは遅い」突然の戦い宣言に勝人は驚いた。
私は本気の顔をしながら私より4センチぐらい背が高い勝人を睨みながら宣言をした。
「潰すって…どう潰すんだよっ」勝人はニコッと笑い私のおでこをデコピンした。
「え今夜、夜飯食いながら考える」
今夜のご飯はオムライスだということを思いだしながら呟いた。
相変わらず私はマイペースであった
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