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283.短編小説のコーナー
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2 :やっきー
2022/06/20(月) 16:15:31

 ねえ、認めてよ。
 ねえ、なんで?
 ボクがいくら問いかけても、柵の向こうの奴らは、ボクの声を無視する。
 短い手足も、太い首や体も、ボクの個性じゃないか。確かに君たちとは違うかもしれない。でも、だけど、これがボクなんだ。
 ねえ、認めてよ。
 ねえ、なんで?
 答えてよ。ねえ。ねえ! ねえ!!
 ボクを柵の中に閉じ込めて、何がしたいの?
 ううん、本当はわかってる。彼等が何を望んでいるのか。
 ボクと同じように閉じ込められた仲間は、欲だけで動いている彼等に連れていかれてしまった。
 嗚呼、ボクの番が来たようだ。彼等の仲間が、|足枷《あしかせ》と首輪を持って、ボクに近付く。
 もがいてもがいて。でもそいつは、ボクの動きを無理矢理封じる。

 ボクは最後の足掻きで、こう叫んだ。
















「出荷しないでええええ! プギイイイイイイ!」













 ※この物語はフィクションです。

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