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283.短編小説のコーナー
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207 :げらっち
2024/01/12(金) 20:42:43
カプ子はニッポンイエローに変身し、火災現場から4人を救出した。皆重症だった。
任三郎は記者の取材を受けていた。
「なに、正義のヒーローとして当然の事をしたまでです」
カプ子は任三郎の歯をへし折ってやろうか迷ったが、減給を恐れ踏みとどまった。月20万を下回ると大好きな怪獣映画のフィギュア収集ができなくなってしまう。
レスキューファイブが火を消した後、カプ子は単身火災現場を調べ、これが放火魔の仕業であると看破した。
「任三郎さん、これ放火ですよー! 天井に穴が開いてました! 相当の放火好きの犯行と見られます! パトロールを強化しましょう! 今からでもパトロールしますよー!!」
だがもう深夜だった。
「呆れかえるほどの、抜け作めッ!! 正義のヒーローならば早寝早起きは不文律、夜道を出歩くなど以ての外だ!! 早く帰って寝なくっちゃ! 寒いし風邪をひいてしまう!!」
任三郎は家に帰ろうとしたが、カプ子は止めた。
「私は寒くてもパトロールしますよ!! 自分と日本の平和、どっちが大事なんですかー!!?」
任三郎は胸を張って答えた。
「私が風邪を引いちゃったら日本全体の危機だ!!!」
任三郎は帰ってしまった。
カプ子はニッポンジャーを退職し、民間戦隊に加入することにした。
おわり
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