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316.創作自語り場
 ┗93

93 :ベリー
2022/11/01(火) 03:26:58

>「一本芯の通った目的」なんじゃな…
分かりやすくて王道のストーリー構成ってやっぱ目的とかある場合が多いですよね。
でも、目的があってもそれを全面に出せてないとダメですよね。例えば『私は筋肉を付ける!』って話なのに人助けが中心になって行ったり、家庭事情に巻き込まれたりみたいなものだと目的が空気になる。

 幼児向けの構成はほぼ目的がある話が多いイメージ。けど、年齢層が上がるにつれそういうのは少なくなる。
『雨降る本屋』『ぼくらシリーズ』『となりのトトロ』『君の名は』『天気の子』なろう系だと『転スラ』『このすば』国語の教科書も目的があるストーリーのものってそんなにない気がする。ハリーポッターも目的無かったっけ? 映画チラッとしか見たことがないから分からないけれど。
 ※妖怪ウォッチ等の日常系は除外

目的が無いではなく、物語を通した一本の芯が通った目的が無いだから、山場が来ると目的は発生する。

 現実世界をテーマにした小説…というかラノベ以外の小説は殆ど目的が無い小説が多い印象。その場その場で山場があってそれによる環境の変化を楽しむものが多い。じいちゃんばあちゃんぐらいの年代が大きな目的の話を読む所を見る機会は少ない。というか見ない
 一本の芯がある小説は面白いけれど、面白い小説を作るための絶対条件というより、王道小説を書くための条件な気がする。

 一本の芯の目的がある物語は、起で目的を明確にする。他のジャンルは山場の転で目的が発生する。
 君の名は だと
起 入れ替わる
承 お互いがお互いを探し始める
転 隕石が落ちてくる←目的発生
結 お互い出会う

で、転で『人を救う』という目的が発生する。大体の物語構成はこういうのが多い(と思う)
 一本の芯がある物語…あれ、無くn((
ポケモンだと

起 ポケモンマスターを目指す←目的発生
承 旅をしてく
転 バッチ全部集まって大会にでる
結 大会が終わり家に帰る

 これをみると、一本の芯の目的がある方が明らかにわかりやすい。だからこそ幼児向けの映画は一本の芯の目的があるのが多いんだなと思う。
 しかし、一本の芯の目的があってもつまらないものはつまらない。必ずしも一本の芯の目的があれば良いものでは無いと分かる。
 大怪獣のあとしまつ というつまらないことで有名な映画がある。
この映画は一番最初に『怪獣の死骸を片付ける』という目的ができるも、設定が薄いのと寒いギャグと腑に落ちない展開が多く酷評の嵐である。

 一本の芯の目的があれば物語は作りやすいし書きやすいしわかりやすい。
けれどその分見る側は理解することが少ないため細かい点が気になりツッコミ所の多い構造が出来やすいと思う。また、構造がシンプルな故考える部分を増やさないと『物足りない』と感じられる。幼児向けの物がバカにされる理由だと思っている。
 逆に一本の芯がない物語は構造が難しく理解するために数回見ないと行けないという場合が多い。また、書きにくいし作りにくい。(一本の芯の目的を見失ったり、芯がないから展開がブレる等は無粋と思ったため除外)

 どちらも一長一短で、好きなものでやれ! となる((
 結局その人の経験とか実力に依存するのかなというのが個人の見解。
一本の芯の目的があっても受けて側を飽きさせない為の要素を増やすのも、一本の芯の目的が無い構成でも受けて側を理解させ、物語を綺麗に終わらせるのもその人の実力。
 創作に答えはないとか良く聞くけどその通りだと思わされる

 ※げらっちさんの意見に対しての答えとかじゃなく、ただの自語りです長文失礼しました

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