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340.シャインシックス【小説スレ】
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10 :ダーク・ナイト
2023/01/31(火) 17:33:20

第八話 「電気娘の決意」

「ところで…。」
ジーナが来夢のミルクチョコレート色をした瞳をじっと見つめて言った。
「シャインシックスの協力者の方には…。」
来夢がコクリとうなずいた。
「腕試しをしてレベルも確かめることができましたですし、お二人ともとても強いお方ですわね。私、決めましたわ。」
ジーナとみぞれは期待の目で来夢を見つめた。
OKを出すか、断るか。
断ってほしくはない。なぜなら…この出会いは、来夢の瞳のようにミルクチョコレートの甘い味に仕上げたいからだ。
来夢は、言った。
「喜んでシャインシックスの協力者になりますわ!」
やった!とジーナとみぞれはタッチをした。
来夢は嬉しそうに目を細めている。
ジーナ・ケスタは、つぶやいた。
「…あと、パワードレッサーは3つも残っているわ。連中に見つかる前に協力者を見つけ出したのだけど…。」
すると、来夢が約10m先を指さした。
「あそこにどなたかがいるですわ。」
二人もそちらに目線をうつした。すると、ジーナの目は絶望に燃え始めた。まさか、とみぞれはジーナの顔の雲行きをうかがう。ジーナはうなずいた。
「…バリスパーの団員よ。」
三人の顔がさーっと青ざめていった。
たったさっき戦ったばかりなので、パワードレッサーは身につけたままだ。しかも、行く道は団員が待ち受けている道しかないのだ。他の道は、1つが今来た道。その他は木で覆い塞がれている。。来た道を戻っても街に戻るだけだ。
ココは進むしかない。
三人は恐る恐る歩きだしていった。
⇒九話へ続きます!

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