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340.シャインシックス【小説スレ】
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26 :ダーク・ナイト
2023/02/04(土) 15:31:42

第二十四話 「からから砂漠のバトル〜サボテンとのバトル開始!〜」

「ピカピカレイン!」
来夢の、電気の雨が空から降ってくる。
だが、サボテンには効果がない。
サボテンはLEDライトで育てることが可能なため、電気を当ててもダメージを喰らわないのだ。
その間に、弾丸がボンボンと飛んでくる。
ドカーンとこちらで爆発したかと思えば、あちらでドカーンと爆発する。
三人は用心深くサボルナに近づかないといけないのだ。
「どうしたあ!まだまだあ!」
サボルナは体の向きを変えた。
さっきまで三人はサボルナの背中に向かっていたが、向きを変えられては攻撃ができない。
仕方なく、ジーナが攻撃した。
「サイコアタック!」
紫色の大きな玉は、サボルナに当たった。
だが、サボルナには強いダメージが当たっていない。
「まだまだあ!勝負はまだ始まったばかりだぞおぉ!」
とサボルナが叫んでいる。
サボテンの花言葉は、「枯れない愛、情熱、燃える心」だ。
その通り、サボルナは情熱に満ちて戦っている。
すると、まだ攻撃をしていなかったみぞれが攻撃した。
「カチカチコールド!」
みぞれの攻撃はサボルナに当たり、見事サボルナが凍った。
だが、その氷もサボルナの熱い情熱により、溶かされてしまった。
とても、ただのサボテンとは思えない情熱の心を持っている。
まあただのサボテンではない、バリスパーの団員なのだが。
来夢とジーナは顔を見合わせた。
みぞれの攻撃がサボルナに効くのであれば、二人は変に攻撃しないほうが良いだろう。だからといってみぞれ一人に攻撃させるのも良くないだろう。
二人は迷っていた。
このままみぞれだけで攻撃していては、みぞれの体力が減っていくだけだ。なんとかしなければ。
二人が迷っている間にも、みぞれは攻撃を続けている。
「ひえひえブリザード!」
冷たい風が一瞬にしてサボルナを包んだ。
その場に立っている来夢とジーナは飛ばされないように必死に足を地面につけた。
攻撃しているみぞれ自身も踏ん張っている。
冬にこの技を使うと、凍りそうなくらい寒い。
そのため、できるだけみぞれはこの技を冬に使いたくなかった。だが、この場になってしまっては使うしか無いだろう。
しかし、このまま踏ん張っているのもきつくなってくる。
「助けに来ました!」
今までに聞いたことのない、りんとした声が響いた。
⇒二十五話へ続きます!

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