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340.シャインシックス【小説スレ】
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6 :ダーク・ナイト
2023/01/30(月) 13:55:13

第四話 「ジーナ・ケスタの疑問」

「ところで…。」
ジーナは腕を組んで、みぞれに言った。
「私、ずっと不思議だったのだけど、なぜかパワードレッサーが6つもあるのよ。」
ジーナの萌葱色の目を、みぞれはじっと見つめる。
「パワードレッサーとは何ですか?」
「パワードレッサーは、強化服装備装置のこと。地球上で超能力を使いやすくするために、悪と戦う時はパワードレッサーに使い、変身して戦うの。」
みぞれは、興味津々に聞いていた。
他のことを頭から消し去り、ジーナの話に耳をずっと傾けていた。
「そうなのですか!」
ジーナはパワードレッサーを取り出した。
1つ目は、ジーナ用の桜色とマゼンタピンクの、フリルがついているパワードレッサー。
2つ目は、みぞれ用の浅葱色とネイビーブルーの、ミニスカート付きのパワードレッサー。
3つ目は、しなやかなスカーフ・マフラー付きの、ワンピース型で若草色のパワードレッサー。
4つ目は、稲妻のような暗黒色とクチナシ色のカッコいいパワードレッサー。
5つ目は、インペリアルレッドと橙黄色の情熱に燃えるような色のパワードレッサー。
6つ目は、グレープカラーと皎色のクールな色の腰絞りワンピース型のパワードレッサー。
どれもこれも心が奪われるような美しい色のパワードレッサーばかりだ。
「他のパワードレッサーを身に着けるような協力者が出てくれば良いのだけど…。」
ジーナはつぶやいた。
⇒五話へ続きます!

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