24 :ベリー
2023/04/07(金) 22:51:31
あーもう何もしたくない。何もせずに俺為のストーリーを進めたい。けどそれは「俺為を書く」という行動無しではなし得ないことで「何もしない」と矛盾する事になる。「何もせずに俺為ストーリーを進める」を矛盾せずに実現する為にはどうすれば良いのだろうか。まず「何もしてない」という定義が曖昧で、布団で寝転がってボーッとしても、景色を見てても「呼吸をしている」の様に屁理屈をこねくり回したらいくらでも矛盾は出来る。ならばある程度の矛盾は許容すべきでは無いのだろうか。スマホに向かって「文字を打つ」という行為を「何もしてない」にカウントすれば俺為を書いてる時は「何もしてない」という事になり、何も工夫せずとも「何もせずに俺為ストーリーを進める」という行為を実現できるのだ。しかし私のこの欲求の真意は「楽して時間をかけずに俺為を書きたい」であり、解釈をいくら変えようともそれが実現されることは無い。であればどうするか。1番の理想は脳内の俺為を一瞬でデジタルに出力する事だ。現在は手動で現実に脳内俺為を再現していくという手段しかない故に、自分の実力に見合った物しか作れない。俺為を良いものに出来ずにいるという現状も改善されれば尚良だ。そこで出てくるのがAI。人の脳みそをデータ化してAIに書き記して貰うか。それも良いが私はUSBポートが欲しい。体に取り付けられたUSBポートで脳内の俺為をUSBに移してAIに提出して一瞬で物語を作ってもらうのだ。更に出力だけでなく入力も出来れば読みたい本を一瞬で脳にインプット出来て最高では無いだろうか。ツギバに戦隊学園にリゼロに蜘蛛ですがWeb版に憑くもん! にまあ座れに宵の白黒に勇者辞めますにモブせかに。読みたいと毎日願いつつも時間が無くて読めずじまいのままで、私をもどかしさと焦燥感の無間地獄へ押し込んでいる本が大量にある。ただでさえ課題や進路や自己嫌悪、ゲラフィ浮上にスプラのギア熟考にボイトレに──で時間が溶けるのに大量の読みたい小説に、大量の書きたい物(俺為)があると考えるだけで吐き気がしてくる。それを全て解決してくれるのが人体のUSBポートだと思いたい。USBポートさえあれば勉強も即インプット出来るし忘れたいこともUSBに出して永久封印できるし。技術が進歩して脳みそが機械化すれば良いんだ。けど人体の機械化なんて怖いし痛そうだし同一性問題がある。体の機械化なんて私は大反対だ。けど俺為を楽に今すぐ一瞬で完結させたいという自分の強欲に抗えない。小説家という職存在の不安定化も人類の存続もまともに考えられる程の思考力が今はもうない。いち早く私は現実に文字で記されている俺為を眼球に焼き付けたいのだ。ただそんなことは現実で起こらない。俺為完結よりも非現実味が帯びている話で、現実化されるのは遠い未来の話だろう。であれば結論はただ一つ。この文を書く暇があれば俺為を書くこと。1番楽な方法だ。けど何もしたくない。