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467 :げらっち
2025/03/08(土) 00:26:46

金持ち編
【キャルドン・ホックリー】ローズと婚約している金持ちの男性。
支配欲が強く、ローズに見張りをつけたり、金で全てを解決しようとするためローズからは嫌われている。
ジャックと駆け落ちしたローズに激昂、ジャックに泥棒の濡れ衣を着せ、最終的には嫉妬のあまりジャックとローズをまとめて射殺しようとするも失敗。本作における悪役のように描かれているが、意外と同情できる面もある。
まずもってキャルはローズのことを心から愛していたのに見向きもされず、ジャックにNTRれてしまうのが可哀想である。
更にその後も船員に賄賂を渡して買収しようとしたり、そこら辺の子供を利用して父親のふりをしてボートに乗ったり、オールで他の客たちをボートから叩き落としたり、部下のラブジョイを見捨てたりと汚い面をフォーカスされているが、この沈没事故では彼は被害者の1人である。
最後は転覆したボートの舵を取って生還する。意外と屈強だ。ローズに顔に唾を掛けられても怒らない等、心も超広い。
後日談では自殺したことが明かされている。どこまでも報われない人…

【スパイサー・ラブジョイ】キャルの個人的な秘書であり、スパイ。
ジャックとローズを付け回しているターミネーターのような武骨感(そういえばターミネーターも同じ監督の作品だ)。
元警察らしく拳銃を所持しており、キャルがこの銃でジャックとローズを殺そうとした。
殺し損ねたキャルはラブジョイに暗殺を依頼。もし殺せば、ローズの持っている宝石を自分の物にしていいとの条件だ(しかし、例え宝石を手に入れても脱出できなければ何の意味もないのだが…)キャルは1人沈みゆく船から逃亡する。
ラブジョイは食堂にてジャックと激突。ガラスに頭を打ち付けられ脳震盪を起こし、逃げられてしまう。このシーンは尺の都合&緊急事態に何やってんだと我に返ったスタッフによってカットされている。
次のラブジョイの出番は船体が真っ二つに折れるシーンである。船のへりに頭から流血して必死につかまっている(上述のシーンがカットされたため、映画を見ている人は何で急に出血してんのか疑問に思うだろう)。直後船の崩壊に巻き込まれるが、一応へりにつかまって持ちこたえている。描写は無いが、恐らくこの後海に引き込まれて死亡したと思われる。
死亡した人物だがローズの天国のシーンには居ない(当然だが)。

【ジョン・ジェイコブ・アスター大佐】船一番の金持ち。
キャルらとの食事会のシーンに登場。沈没時は男らしく女性優先を徹し、金持ちらしく潔く船内に残ることを決意。しかしグッゲンハイムとは違い救命胴衣をつけている上、ぼーっとしている所を大ホールの倒壊に巻き込まれ死亡するという、イマイチ印象に残らない最期になってしまった。天国シーンにも登場。

【ベンジャミン・グッゲンハイム】金持ちB。
キャルらとの食事会のシーンに登場。沈没時も紳士らしくありたいとの考えから救命胴衣を着けず、正装し、大ホールでブランデーを飲んで優雅に最期を迎える。シルクハットを被り、目を丸くしているラストカットが印象的。天国シーンにも登場。

【アーチーボルド・グレイシー大佐】金持ちC。
キャルらとの食事会のシーンに登場する他、ローズとジャックが出会ったシーンでキャルに不審がられるジャックの肩を持ったり、沈没時にローズたちに救命ボートの場所を教えたりと、金持ちの中では庶民的かつ親切な面がある。最後は沈没に巻き込まれるも、救命ボートに拾われ生還(そのシーンはカットされているため映画を見ただけでは生死がうやむやだが)。
『刑事コロンボ』では、『ロンドンの傘』、『歌声の消えた海(奇しくも、同じく船上の話である。今度は沈没しなかった)』に登場。

【コズモ・ダフ・ゴードン卿】金持ちD。
キャルらとの食事会のシーンのみに登場。その後はガチで全然出番が無い。史実では、早期に救命ボートに乗り脱出している。

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