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4.センガクジャー Classics
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21 :黒帽子
2020/05/24(日) 10:49:03
第12話「食卓に大ピンチ⁉」
ここは都内のあるスーパー。どうやらダイモンが買い物に来ていたようだ。
ダイモン「あとは鶏肉300グラム買えばいいな」
おや?また変な奴らがコンビニに入ってきたぞ? ああ、やっぱりザンリッカーだ!
ラッチェ「芋ようかんか… これはいい作戦に使えるかもな…」
店員「変なのが芋ようかん買い占めていった⁉」
アジトにて…
ラッチェ「ジッパチ様、いい案を思いつきました。町中のようかんの販売を禁止して芋ようかんにするのです。」
ジッパチ「そんなみみっちい作戦にハンターイ!」
ラッチェ「ならば流通経路で芋ようかんに差し替えます?」
ジッパチ「いいな。スーパーも売る気なくしてグダグダになること間違いなしだ。」
作戦は早速翌日から始まった。多くのゲバーボ兵、アカヘル兵を動員して関東一円の物流センターに侵入し、積み荷のすべてを芋ようかんに乗せ換えて出発させてしまった。
何も知らないスーパーは予定外の商品しか届かず店を休止させるところが続出した。
しかし、最初に被害を受けたのが関東一円だったことがザンリッカー敗北の引き金になることは想定していなかった…
ナリタ「ダイモン!大変だ!店に野菜も果物も肉も売ってない!あるのは芋ようかんだけだ!」
ダイモン「ナニィ⁉ まさかザンリッカーの奴またふざけた作戦で苦しめるのか⁉」
センガクジャーは怪しいと思った流通センターに出動した。
嫌な予感は当たっていた。散らばっていた段ボールには
ラッチェ「芋ようかん好きは、来い!芋ようかん部に入部させてやる!」
ミモミ「そんなのお断り!」
ヤギル「だいたいそんなくだらない部に入って何すんのだ?」
5人「スターターブレス!」
さあ今回もやってきましたセンガクジャーVSザンリッカー!実況は作者です!いつもの5人の相手をするのはようかん怪人ラッチェと戦闘員の皆さんです!
アカヘル「芋ようかんを全然売らないやつにハンターイ!」
ゲバーボ「ハンターイ!ハンターイ!」
早速いつものシュプレヒコールだぁ!
ダイモン「ちょいとおいたが過ぎるんじゃないかなぁ?」
迎え撃つセンガクジャー、ホーンガンでアカヘル兵、ゲバーボ兵を吹っ飛ばした!センガクジャーここでリードか⁉
ラッチェ「何だこの実況は!?やかましい!」
ここにきて浅草ホワイトとラッチェの一騎打ちの構図になったがラッチェの手に黄色い何かが見えた。
ダイモン「まさか…」 その嫌な予感は的中した。芋ようかんだ。芋ようかんを食べたラッチェは一気にパワーアップ、浅草ホワイトを投げ飛ばした。
バンバ「この野郎…! 芋ようかんで巨大化する宇宙怪人という都市伝説は聞いていたが、こいつは芋ようかんで凶暴化するとは驚きだ!」
ラッチェ「アヒャヒャヒャ! おならブ~」
ナリタ「くっせぇ!毒ガスか⁉」
ガス攻撃の暴挙にまで出たラッチェ。凶暴化した上に飛び道具も使えるラッチェに死角はないのか?
ヤギル「いいことを思いついたぞ…」
ここでニューダイレクトボールが放たれた。センガクジャーが何をしたいのかよくわからないが芋ようかんが放たれた。
ラッチェ「これはうまそうだ!いただきまーす!」
食べ終わると最大限までラッチェは暴走状態に入った。
そしてオナラの構えと同時にあの必殺技が割って入る。
ダイモン「連獅子アタック!」
ぶ~~
……
ドーーーーーーン!
ラッチェ「オナラでやられるだなんてハンターーーイ!」
こう言い残してラッチェは爆死した。
ジッパチ「またやられた!覚えてやがれ!」
その翌日、流通ルートはいつも通り多種多様な食品が流れるようになった。
ダイモン「昨日変えなかったあれを買うか。」 その日の夕飯は豪華にステーキだった。
アエロー「ジッパチ将軍、また食べ物関連の悪事で失敗ですってぇ⁉」
ドーロー「だそうだ。あいつは戦略も何も考えていないようだ。」
アエロー「今度は私が行きますわ。作戦としてはセンガクジャーを封じ込めるには奴らよりも多くいないと…」
原版投稿日 2020年1月25日
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