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4.センガクジャー Classics
 ┗28

28 :黒帽子
2020/05/28(木) 17:36:24

そこからさらに4日後、日頃より多めのトレーニングをこなした6人は大会参加日を迎えた。
ダイモン「まさか今年は印西牧の原で開催するとは知らなかったぜ。今まで都内で大会やってたはずだったんだけどな。」
ヤギル「五輪イベントとかを勘案して東京都外で実施するイベントが増えるし、それの訓練の為じゃないか?」
タカネ「そうかもね。」

司会「さあ!第22回全国戦隊王決定戦がまもなく開始します!今年優勝して日本一の称号を得る戦隊はどこなのか!?」
開会式が終わって予選カードの抽選中だ。
ダイモン「俺たちは初参加だ!でもここまでのザンリッカーに対する戦いはすべて無敗、この勝負もザンリッカーのように手ごわい戦いになるけどいつも通りのセンガクジャーで行けばいい線行くぞ!」

さあ、センガクジャーの予選の対戦相手が決まった。
香川県より「高松戦隊ウードンジャー」、大阪府より「刑事戦隊トクソウジャー」、新潟県より「米菓戦隊カキタネマン」の3グループが相手だ。ウードンジャーは1986年から、トクソウジャーは2004年から、カキタネマンは1998年から存在する老舗戦隊だ。早速ベテランの洗礼を受けることに。
最初の競技は「水上足場渡り」だ。水上に浮いた足場をぐらつかず、いかに早く走れるかを競う競技だ。もちろんドボンしたらその時点で該当する戦隊は失格。しかもメンバー全員の平均タイムを競う。
バンバ「こんな狭い足場、忍者のように超えてやるぜ!」
ダイモン「これは俺たちの得意分野だな。鉄道系の宿命なのかスピード勝負は得意、さらに俺たちの路線のようにただ速いだけじゃなくて身のこなしまで問われる勝負とはな!」
さあ、勝負が始まった。第1走者は京急レッド。さすがいつもの忍者戦法のようにビュンビュンと進んでいく。それ以外の戦隊も追い上げるがバンバには追い付かない。第2走者は京成ブルー。レッドよりは速度で劣るものの大胆な最短ルート、直線移動を心掛ける。しかしトクソウジャーに追いつかれかけた。芝山グリーン、北総イエローは相性が悪かったか二人より速くはない。特にイエローのレースでカキタネマンが逆転、1位に。第5走者の浅草ホワイトもブルーに多少遅れを取るタイムで走り終えた。センガクジャーのいる予選ではいずれも6人戦隊だったのか第6レースも全戦隊が参加、新京成ピンクが参戦だ。ここにきて新京成ピンクの特性が判明した。カーブを描きながらの移動が速いのだ。安全に行ける足場を選んでスラロームを描きながらピンクは行く。そして余裕の1位を取った!全員水に落ちなかったが、他戦隊が1勝、センガクジャーは3勝、平均タイムもバンバとタカネのおかげで大きく引き離せた。
これによりセンガクジャーの本選出場が決まった!

原版投稿日 2020年2月12日

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