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4.センガクジャー Classics
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34 :黒帽子
2020/06/02(火) 10:10:47
第21話「激闘!80年代!」
ミノリ「完成しちゃった~!世紀の大発明!」
ナリタ「お?そりゃなんだ?また車!?」
ダイモン「あれが普通の車に見えるか?世紀の大発明というくらいだ。タイムマシンでも作ったのだろ?」
ミノリ「正解。タイムマシンなの。これを使えばどんな時代にも一っ跳び。タイムトンネル開通機能に4次元区間走行機能、カーステレオにドリンクバー…」
ナリタ「高機能なのはいいが試験走行はまだか?」
ミノリ「じゃあ6人にお任せするね!」
ナリタ「そりゃあないぜ。」
ダイモン「どうするんだ?ナリタ、お前の行きたい時代ってあるか?」
ナリタ「俺はやっぱり80年代かな。先代のセンガクジャーを見に行きたいぜ!」
バンバ「タイムスリップの話か?俺も先代センガクジャーの前で俺たちが未来から来たセンガクジャーってバラしたいな。」
ヤギル「それはやめたまえ。」
ミモミ「開園当時のディズニーランドとかも面白そうだけどパパの若い時の戦いは面白そう!」
タカネ「昔のセンガクジャーね… 北総と新京成が直通していた頃かしら?」
一方ザンリッカーは…
ジッパチ「ようやくカレーが怖くなくなってきた。3日間はこの調子だったからな。」
ドーロー「ジッパチ。発明品を試してみないか?」
ジッパチ「おう!おもしろそうじゃねえか!」
こっちには操作盤と照明がついた謎の板が置いてあった。
ドーロー「これが新発明のタイムマシンだ。」
ジッパチ「これノーベル賞取れるんじゃないか?でも安全面を考えるとこれはひどい。しかもデザインがどこかで見たことある感じだし。」
ドーロー「細かいことは気にするな。早速だがチュッカー様の新プラン通り80年代に行って当時現役の空港反対派でもザンリッカー勢力でも連れてくるがいい。」
ジッパチ「面白そうだな!俺だったら10.8事件の時の羽田空港でも襲おうかと思ったけどな。」
ドーロー「それもいい考えだ。報告しておくぞ。」
ジッパチ将軍は早速タイムマシンを浮上、誰もいない農地へと飛び出た。
ジッパチ「こいつ浮上して飛ぶこともできるのか。さてと、タイムトンネル展開ボタンは…」
ジッパチ将軍はタイムトンネルを展開してタイムワープを開始した。しかし後ろにいた車もタイムマシンだった。
ダイモン「なんか変なマシンが前を走っていたがタイムマシンだったか。トンネル追尾システム発動!」
開けて間もないトンネルを探索する装置も含まれていたようだ。同じタイムトンネルにセンガクジャーのタイムマシンも入っていく!
ナリタは窓を開けた。
バンバ「何をするつもりだ!?」
ナリタ「ザンリッカー!後姿はわかってんだぞ!止まれ!過去に行って何をするつもりだ!」
ジッパチは一向に耳を貸さない。目的地が同じ時刻だったのか、同じタイムトンネルの出口を通過した。1985年某日。歴史上では三里塚交差点の悪夢が始まる少し前の時期だっただろう。
ナリタ「あの建物は…!」
ヤギル「見覚えがあるのか?」
ナリタ「センガクジャーになったあの日に怪しい叫び声を聞いたあたりに近いしザンリッカーのアジトかもしれない!」
ミモミ「だからと言ってそう決まったものじゃないよ!もう少し探索しないと。」
ダイモン「いっておくが俺たちはセンガクジャーであることを黙っておかないといけないぞ。この時代には初代センガクジャーが活躍していたはずだから遭遇すればな…」
バンバ「未来のセンガクジャーだと言ってもダメ?」
ダイモン「それもダメ。タイムスリップしてきた未来人だと自己紹介して納得させられるか?不審者扱いされるぞ。」
ヤギル「確か過去にタイムスリップした主人公が当時の母親に未来から来た息子だと言って不審者扱いされてた漫画があったな。」
雑談をしながら過去の成田を散策する6人。その前に広がっていたのは火の海だった。
するとどこからともなく現れた男3人組がゲバーボ兵によく似た輩を前に立ちふさがる。
なんと彼らは初代センガクジャーだったのだ。
初代白「浅草ホワイト!」
初代橙「京成オレンジ!」
初代赤「京急レッド!」
「センガクジャー見参!」
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