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┗4.センガクジャー Classics(1-20/60)
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1 :黒帽子
2020/05/13(水) 09:00:31
漫画化を記念して過去に連載したセンガクジャー&番外編の全話連載を行います。
1日につき1話掲載、毎日連載いたします。
投稿のタイミングはランダムですのでご注意ください。
登場人物等はファンクラブサイトに掲載予定です
画像(jpg) 91.4KB
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2 :黒帽子
2020/05/13(水) 09:02:08
☡ この作品には実在団体名が含まれている場合がございますが、フィクションです。間違っても東京都などに問い合わせないように。
第1話「蘇ったあいつら」
1980年代…
「ハンターイ!」「ハンターイ!」
「終わりだセンガクジャー。羽田も成田も今日からぶっ壊してやる!」
「ダイレクトボール!」
「行くぜ!ホワイト!」
「今だ!オレンジ!」
チュドーーーン!
「ぎいぃいいぃいやぁ~~! 末代まで呪ってやる!」
浅草ホワイト、京急レッド、京成オレンジの3人によって結成されたセンガクジャーは、当時成田空港の開港反対、開港後の廃止を求めた団体の中でも特に過激な「万物反対組織ザンリッカー」の掃討をしていた。
もちろん警察や千葉県、東京都、神奈川県公認だ。
そして今回の戦いでザンリッカーは敗走後、姿をくらましていた。
時は流れ、2019年…
成田空港にて…
少年「なんだあのマンホール? 声が聞こえるなぁ…」
そう言って少年は素通りした。
かと思いきやまた戻ってきた。
「ハンターイ! ハンターイ!」
少年「うわ!親が言ってたあいつらか?」
この少年こそが芝山ナリタ。成田空港周辺在住の少年である。
3時間後…
浅草線にて…
泉岳寺方面へ向かう羽田空港行きの直通電車が走っていた。
運転士「なんかまがまがしい雰囲気を感じるなぁ」
「まもなく泉岳寺、泉岳寺です」
泉岳寺で京急の運転士と交代したその時だった。
固まって乗っていた乗客が一斉にプラカードを取り出した。
そこには「羽田空港を許すな」との文字が…
運転士「もしかしてあいつら…噂に聞いていたが本当に復活しやがったな。センガクジャー再結成もしておかなければな…」
この運転士こそが宝町ダイモン。 運転士の部であったが警備員のアルバイトをかつてやっていたことから現行のセンガクジャーのメンバーとなっていた。
初代の解散以降有名無実だったセンガクジャー、ついに復活のときが来たのか?
ダイモン「センガクジャー復活作戦、名称は五翼作戦を発動だ。」
3日後、各社にメッセージが届いた。
「5つの翼で空を守る。詳細は馬込車両基地まで!東京都交通局空警部」
東成田駅にて
ナリタ「空を守るか…いっちょ西馬込まで行くか!」
津田沼駅にて
女子高生「五つの翼で…昔京成はスカイライナーを…!」
上大岡駅にて
青年「翼… 羽田を守れということだな?」
新鎌ヶ谷駅にて
金持ち「警備の仕事か?いくらもらえるんだろう?」
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3 :黒帽子
2020/05/13(水) 09:02:19
そして西馬込駅から車両基地に集まった4人。
ダイモン「え?もしかしてあのメッセージ見ちゃった? 来ないと思ってたぞ…」
そこに指令官が現れた。
「宝町くん、よくぞ4人集めた。ここで説明させてもらおう。」
4人「おっさん誰?」
ダイモン「ブフォッ」
指令「笑ったな。 私は岩原シンジ。 君たちの作戦を指揮させてもらう。 とはいっても君たちは素質があるように見えるしだいたい好きに戦っていいぞ。 作戦については宝町ダイモンが説明する」
ダイモン「約束が…」
シンジ「笑った罰だ。」
ダイモン「俺たちの作戦はザンリッカーという何でも反対する変な奴らを叩き潰すことだ。 奴らは一筋縄じゃ倒せない。そこでこのブレスレットだ。」
ダイモンはそう言うとブレスレットを取り出した。
女子高生「何この…車掌さんがドアを開け閉めするのに使いそうなやつ?」
ダイモン「これはスタートブレス。スイッチをひねることでセンガクジャーに変身できるぞ。ブレスを上げる前にどの色にするのか決めたいから自己紹介を頼むぜ。 あと俺のことはダイモンって呼んでくれ。」
ナリタ「おいらは芝山ナリタ。成田でいろいろ見張っていたんだ。 成田空港で変な叫び声のするマンホールを観たぜ。」
青年「俺は杉田バンバ。神奈川に住んでるんだ。羽田も三浦半島も最近騒々しいんだよ。飛行機じゃなくて人の叫び声でな。」
女子高生「あたしは大久保ミモミ。京成線在住なの。成田空港に関してパパがザンリッカーと戦ったの。」
金持ち「僕は秋山ヤギル。印西の方に住んでる。スカイアクセスの電車が最近運休気味で驚いたから例の奴らだと思ってね。」
ダイモン「紹介ありがとう。ではメンバーの決定だ。バンバ、君は京急レッド。ミモミ、君は京成ブルー。ヤギル、君は北総イエロー。ナリタ、君は芝山グリーンだ。」
メンバーを決めた瞬間、警報が鳴った。
「浅草にてザンリッカーが暴れている!浅草へ急げ!」
浅草にて…
チュッカー「いけぇゲバーボども! 雷門の提灯なんかなくしちまえ!そして俺は逃げる!」
ゲバーボ「邪魔な提灯にハンターイ!」
ダイモン「よし…みんな変身だ!行くぞ!」
「スターターブレス!」
「直通戦隊… センガクジャー!」
次回に続く
キャスフィ連載日 2019年12月7日
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4 :黒帽子
2020/05/14(木) 09:04:53
第2話「てんやわんやの初陣」
ゲバーボA「セ、センガクジャーまだ生きていたとは…」
ダイモン「驚いている隙にこっちから行くぜ!いよっ!連獅子アタック!」
たてがみのような白い炎が浅草ホワイトから出て、一気にゲバーボに突っ込んでいく!
ゲバーボB「熱いの、ハンターイ!」
ダイモン「いっちょ上がりだぜ!」 いや、まだ終わってないぞ!? 裏道に逃げ込んだゲバーボが数名。
バンバ「忍法って知ってるか?」 京急レッドは弦楽器のようなものを鳴らした。まるでドレミファインバーターのような音階だ。
ゲバーボC「何が始まるってのか?」
バンバ「せいやっ!」 楽器を地面にたたきつけた。 あたりに煙が舞った。
バンバ「ワイパーソード!」 説明しよう!ワイパーソードはセンガクジャー共通の武器で、雨を拭き払うワイパーのように敵を振り払うのだ!
ゲバーボD「何も見えねえ!」 ゲバーボC「目の前が真っ暗に…」
ヤギル「フライヤージャンプ!」 ジェットベルトで高く飛んだ北総イエロー、そのまま急降下でパンチを放つ!
ナリタ「ホーンガン!」 共通武器、ホーンは衝撃波で敵を圧倒!
ミモミ「ストレートライナー!」 京成ブルーは一直線に進んでゲバーボを蹴散らした!
ダイモン「まだ生き残りがいるか?」
ヤギル「それっぽいな。」
ミモミ「雷門が目当てなら雷門で待ち伏せすれば?」
ダイモン「そうしようか。 今の作戦でいいか?」
4人「OK!」
雷門へ高速移動したセンガクジャー。
ゲバーボがついに迫ってきた!
バンバ「先代が使っていた技でボールみたいなのあったよな?」
ダイモン「そうだな。今回のあいつらに効きそうなのは…」
ナリタ「提灯のある雷門を壊そうとしているじゃん。ここは…」
バンバ「ニューダイレクトボール!サンダーバージョン! 頼むぜダイモン!」
ダイモン「ミモミ!受け取ってくれよ!」
ミモミ「ヤギル!そーれ!」
ヤギル「ナリタ!任せたぜ!」
ナリタ「喰らえーーーっ!」
ナリタが蹴った瞬間、ボールが一瞬で風神雷神の姿に変化した。まもなくしてゲバーボ周辺で大嵐が起きた!
ゲバーボ共「うひゃああああああ!悪天候にハンターイ!」
ゲバーボは叫びながら退散した。
ダイモン「お疲れ。変身解除だ。」
ミモミ「こういうのって正体ばれないようにするんでしょ?」
この作品はオリジナルを尊重しつつ、一部を加筆修正したものです。
なお、再放送は本編のみで次回予告等は省略いたします
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5 :黒帽子
2020/05/15(金) 10:01:02
第3話「海のネズミ捕り」
浅草に現れたゲバーボ兵、奴らの目的は雷門の提灯をなくすことだった。
しかしセンガクジャーは必殺技でゲバーボ兵を圧倒、初陣は圧勝に終わった。
しかし、ザンリッカーは次の標的をすでに決めていたのだった。
コヘノ「やかましいイチャイチャカップルなど消えてしまえ…」
2019年、12月13日… 千葉県市川市、某高校にて…
ミモミ「今日の授業も終わり… 今年もクリスマスの季節が近いなぁ。 あ、あたし彼氏いないんだっけ?」
京成線下り電車で津田沼へ向かおうとしていたその時だった。
ピピピピ!「緊急連絡:センガクジャー舞浜に集結せよ!」
ミモミ「クリスマスを前にディズニー行くの!?センガクジャーも太っ腹!!」
絶対違うぞ!
一方そのころ…
チュッカー「コヘノの奴、いきなり飛び出してったけど何があったのか?」
そのころ西船橋にて
コヘノ「よし!やれ!ゲバーボ!そして怪人マレファス!健闘を祈るぞ!そして敗北だけは絶対に反対!」
マレファス「夢と魔法の国?面白い!絶望と虚無の国に変えてくれるわ!」
ディズニー映画に出てくる悪の魔法使いによく似た風貌のマレファスは武蔵野線に乗車した。さらに車内を暴れ回り、乗客たちを次々とサンゴに変えた。
そして車掌室の窓ガラスを破壊し、こう言った。
マレファス「今すぐにこの電車を舞浜直行にしろ。さもないとお前と運転士の命はないぞ。」
脅された車掌は運転士に相談。その隙にマレファスは車両に魔法をかけて先頭車へ移動した。
マレファス「車掌に言ったが舞浜駅まで直行しろ。もしも途中で止まれば魔法でこの電車は爆発するのだからな。」
ミモミ「それにしてもどうして舞浜に集合させたんだろ?」
ダイモン「待たせたな。どうやら船橋で『クリスマス反対』と叫ぶ奴がいたとの情報を聞いてザンリッカーだと思った。クリスマスに東京ディズニーリゾートでデートする人が多いし、ザンリッカーはそのカップルらを狙った悪事を働くだろうと思ったわけだ。」
ヤギル、ナリタ、バンバも少々遅れて到着。
ダイモン「さて、敵は海から来るかもしれない。ディズニーシーで待ち伏せだ。」
一行はディズニーシーへ行く。
ミモミ「ディズニーリゾートを経営しているのも京成グループって聞いたことがあるの。」
ナリタ「そうだってな。かつて谷津遊園とかやってたけどまさかこんな巨大テーマパークを経営してるとはねぇ。」
と、その時だった、周りの客たちが逃げ出した。
マレファスが次々と魔法でアトラクションや建物を破壊している!
キャストもセンガクジャーの5人に退避を促すが…
ヤギル「大丈夫です僕たちは。あいつらを現行犯で捕まえてきます。」
そういうとキャストはどこかへ行った。
5人「スターターブレス!」
5人はセンガクジャーに変身した。
マレファス「いけぇ!ゲバーボ召喚!」
ゲバーボ兵が合図とともに襲い掛かった。
京急レッドは煙玉を使い敵の視界を防いだ。
バンバ「今だ!」
ミモミ・ヤギル「ホーンガン・ホーミング!」
プアアアアン
ゲバーボ共「いてええええ!」
ゲバーボたちが逃げて行った!
ダイモン「よし!次はあの魔法使いの怪人だな!」
マレファス「何を…」
コヘノ「あいつらは東京湾の生態系がどうなっても知らない頭の悪い連中だい!けちょんけちょんにしておしまい!」
マレファスはいきなり魔法を使った。 魔法のツタがセンガクジャーを襲う!
ダイモン「連獅子タックル!」 ツタを燃やし、マレファスに体当たり!
マレファス「なかなかやるじゃないかセンガクジャーの奴め… 変身!」
そういうとマレファスはドラゴンの姿に変わった。
ダイモン「何ッ!?ドラゴン!?」
バンバ「今度は炎の攻撃で来るかもな。ダイモン、俺にいい作戦がある。また連獅子では防がれちまう。」
ミモミ「来ないで!嫌っ!」 マレファスはブルーをわしづかみにした。
レッドはあのドラゴンが映画「眠れる森の美女」のボスからきていると判断。その結末も知っているようだ。
バンバ「囚われのヒロインにドラゴンか… ふさわしい展開じゃねえか! 行くぜっ!」
マレファス「どうした?勇者にでもなったつもりか?」
バンバ「ワイパーソード!」 ズバッ!
マレファス「ふごおおお!」
バンバ「いっちょ上がり~♪」ミモミ「ちょっと!痛いじゃないの!」
ブルー、どうやら落下していたようだ。
マレファス「ならばこの姿で…」
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6 :黒帽子
2020/05/15(金) 10:07:17
マレファスはタコの姿になった。
ヤギル「タコか…」
バンバ「じゃあ今度はあの船で…」
ミモミ「じゃああたしに任せて!」
この発言と同時にベネチア風のゴンドラに乗った。
ミモミ「ストレートライナー!」
ゴンドラでマレファスを突き刺した。
ヤギル「ミモミ!よくやったぜ!」
ミモミ「今の形態はおそらくリトルマーメイドに出てくるあのタコね。」
マレファス「おのれ…」
呪文を唱えると魔人になった!
マレファス「ディズニーリゾートごと海に沈めてやるぜ!」
そう言い、ディズニーシーを破壊していく!
ダイモン「危ない!よけろ!」
5人は園内を往復している2両電車を躱した。
ヤギル「ダイレクトボールの出番だ!」
ナリタ「よし!バンバ!」
バンバ「OK!ニューダイレクトボール! ダイモン!パス!」
ダイモン「ミモミ!頼んだぜ!」
ミモミ「そーれっ! 今回は…!」
ダイレクトボールがやかんに変貌した。
マレファス「おおっ!あれこそ魔法のランプ! 我が住処に!」
やかんにマレファスが入っていく。
ダイモン「水ん中に沈めてやるぜ!」蒸気船の手前でやかんを沈めた。
バンバ「やった…か?」
ダイモン「そんなこと言うなよ、縁起でもな… 言っちゃダメなやつじゃーん!」
戦いのときに縁起の悪い発言は禁物であった。今回も不利な状況に陥ったのであった。
マレファスはネズミに変身した!
マレファス「身軽になればこっちのものさ、ハハッ!」
ミモミ「もう一度いくよ!あれ?ダイモン⁉バンバ⁉」
ふたりはショックで落ち込んでる。
ミモミ「ナリタ!」
ナリタ「ヤギル!頼むぜ!」
ヤギル「ニューダイレクトボール!次はネズミ捕り!」
マレファス「ここまでくれば…」バッチーン!「え!?何!?挟まってる!?」
ミモミ「フルタイム!」 3,2,1,ドカーン!
マレファス「爆破オチにハンターイ!」
コヘノ「ちくしょう!マレファスの奴あんな間抜けな死に方をしやがって…」
こうして、東京Dリゾートに平和は戻った、かと思いきやアトラクションがめちゃくちゃにされ、修理に2週間かかるという。
ミモミ「気になる子いるのにこれじゃね…」
ダイモン「まあ気にすんなって」
バンバ「気になる子ってまさか俺か?」
他4人「んなわけねーだろ!」
原版投稿日 2019年12月14日
この作品はキャスフィで連載されたセンガクジャーの本編を加筆・修正した状態でお送りしております。
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7 :黒帽子
2020/05/16(土) 10:20:27
第4話「大騒動!バンバ、指名手配に⁉」
チュッカー「またセンガクジャーに邪魔されたか!センガクジャーの邪魔には反対だ!」
コヘノ「キーッ!センガクジャーの奴め!最初から本気出して大損だわ!鶏の丸焼きもおせちも買えねえや!」
ジッパチ「センガクジャーね… この俺様が倒してやるよ。特にあの赤いやつ…」
チュッカー「京急レッドか。どうした。」
ジッパチ「将軍、あいつの首を今すぐに持って帰ってきたい気分なんでいいですか?」
チュッカー「いいだろう。あいつにの一族にはかなり昔に煮え湯を飲まされたようなもんだし。」
ジッパチ「俺の旧友とともに行きます。」
ジッパチ「東京から離れた上大岡なら奴らも来ないだろうしな。タピー、行くぞ!」
タピー「よし!広告準備完了!」
「上大岡でタピオカミルクティー一杯無料! ただしこんな顔の奴を連れてこい!」
ダイモン「何これ…」
怪しい広告を見たダイモンは馬込車両検修場に戻り、バンバに見せた。
バンバ「これは… 俺に何か恨みでもある奴の犯行… ザンリッカーだな!行くぜ!」
こうして、5人は上大岡駅へ移動した。
ジッパチ「SNSのお供にタピオカはいかがかねー?」
タピー「今なら一杯200円!さらにこの顔見つけて連れてきたら…」
バンバ「来たぜ!」
ジッパチ「げげっ!」
5人「スターターブレス!」
ダイモン「直通戦隊!」5人「センガクジャー!」
ジッパチ「いきなり来やがったなセンガクジャー! ちょうどいいタイミングだな!」
バンバはいきなり殴りかかってきた。
ジッパチ「タピー!あいつを痛めつけろ!」
バンバとタピーの一騎打ちだ!
バンバ「お前は一体何に反対なんだ?」
タピー「京急レッド… 俺は… タピオカを残す奴にハンターイ!」
それを聞いたジッパチは驚いてしまった。
ジッパチ「タピー…殺されないうちに答えろ。寝返って殺されるか今のうちにセンガクジャーに負けて殺されるか選べ。俺はタピオカを残すなとうるさいやつらに反対だ。」
ミモミ「最低!」
ヤギル「ニューダイレクトボール!」
ミモミ・ナリタ「それ!」
ダイモン「あらよっと!」
バンバ「行くぜえええ! 今回のボールはアメリカンドッグ!」
タピー「俺は逃げるうう!」
ジッパチ「映える奴は今のうちに!」パシャ
ジッパチ「じゃ、写真撮ったので」
バンバ「残さず食わないと爆発するぞ!」
ゴミ箱に捨てた瞬間、ゴミ箱ごと大爆発した!
ジッパチ「覚えてろよー!」
ジッパチは死んでいなかった。ジッパチはボロボロの体でアジトに帰っていった。
ダイモン「お疲れ!今日も勝利の祝賀会だ!残さず食えよ!」
バンバ「もちろんさ!」
ミモミ「あたしも!」
ヤギル「食べ物を残すのはやっぱり心地よくないよね!」
ナリタ「いっぱい食うぞ!」
その後タピーはSNS映えではなく飲んでおいしいタピオカドリンク店を西馬込駅で開いたという。
みんなも食事は残さず食べよう!
原版投稿日 2019年12月22日
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8 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/05/16(土) 10:23:19
おおー!
センガクジャーの新キャスフィ版の話とかって作る予定ありますか?
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9 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/05/16(土) 10:23:47
>>8といいながらチュッカーがやられるところからしかまだ見てないんですけど...
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10 :黒帽子
2020/05/16(土) 10:32:13
ない。というかここに感想を書き込むな
感 想 は セ ン ガ ク & ロ ー カ ル V ス レ で 書 け
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11 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/05/16(土) 15:46:20
はーい
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12 :黒帽子
2020/05/17(日) 11:15:29
第5話「謎の女を追え!」
「五反田~、五反田です。東急池上線、都営浅草線はお乗り換えです。 山手線、まもなくドアが閉まりま~す。」
女は都営線のホームへと移動する。駅前にある新しいタピオカ屋に入る。
離反したタピーはいつの間にか五反田駅にてタピオカ屋を始めていたのだった。
タピー「いらっしゃいませー、ご注文は?」
女はタピーにダイモンのことを聞いた。
タピー「ダイモン…? この間出会った白い仮面の男かな?バンバとかヤギルとかいうやつと一緒にいたような…? そしてセンガクジャー…?」
女「ありがとう。 ヤギル君… まさか…⁉」
女は情報を聞き、浅草線に乗り込んだ。しかし彼女にダイモンとヤギルの居場所がわかるわけがない。
降りた駅は西馬込駅。浅草線の終点駅だ。
「号外でーす」 号外新聞にはセンガクジャーのことが書かれていた。「白い仮面…まさか… ダイモン⁉」
秘密基地を置きそうな場所の見当をつけ始め、鉄道にまつわる戦隊だから車両基地じゃないかと馬込車両検修所に乗り込んだ。
女「空警備ね…」
その時だった。ナリタが戸を開けた
ナリタ「もしもし?何の御用ですか?」
女は戸を開けた瞬間、センガクジャーの基地に侵入した。
ナリタ「不審者だあっ!」
しかし女は指令室に来ていた。
女「ダイモン!ダイモンでしょ!?」
ダイモン「確かにそうだが。 まさかミノリ!?」
バンバ「なんだダイモン、その女に面識あるのか?」
ダイモン「いとこだよ。俺は宝町家、あいつは五香家なんだけどな。」
ミノリ「そうよ。 最近噂のセンガクジャーってあなたたちのことでしょ?」
ヤギル「その通りさ。ここまで3勝。これからも白星を上げ続けるさ。」
ミノリ「ヤギル君!私のことを忘れてたの?」
ヤギル「することがいっぱいあったから会うことがなくなってね」
ミモミ「何よ、いきなりいちゃつきムードで!」
ミノリ「センガクジャーに協力したくて探していたの」
ミモミ「ちょっと待って、こういうのは岩原さんに頼んでからじゃないと」
シンジ「その堂々とした度胸、しかと受け止めた。君は今日から副司令官、そしてセンガクジャーサポーターズの仲間入りだ!」
ミノリ「本当にいいの?」
いきなり入ってきたミノリはサポーターとしてセンガクジャーを支えることになった。
その一方で
チュッカー「何!?怪人に逃げられただって!!? 情けねえ。ドーロー、お前が手本を見せてやれ!」
ドーロー「お任せを参謀。今回はとっておきを用意しておきましたから。」
ドーロー将軍はJR東日本の東京総合車両センターに侵入した。そこで止まっている山手線の電車に謎のウイルスを取り付けた
ドーロー「いでよ!イーデン獣・ヤマレンジ!高輪ゲートウェイを破壊するのだ!」
ヤマレンジ「ゲートウェイにハンターイ!」
工事の終わった高輪ゲートウェイ駅予定地にイーデン獣ヤマレンジが現れた!
ダイモン「そこまでだ!ザンリッカー!今度は山手線で何をしでかすつもりだ!」
ドーロー「貴様らに言う価値はない。」
5人「スターターブレス!」
ダイモン「浅草ホワイト!」
バンバ「京急レッド!」
ミモミ「京成ブルー!」
ヤギル「北総イエロー!」
ナリタ「芝山グリーン!」
5人「直通戦隊センガクジャー!」
ドーロー「いつものアホ5人のお出ましですか。 ヤマレンジ、あいつらをとっちめなさい。」
いつものように殴り合い、蹴りあいが始まった!
今回の敵は手ごわく、互角の戦いとなった。
ダイモン「ニューダイレクトボールの準備を…!」
ナリタ「OK!今回は泉岳寺周辺だ、レッドを最後のキッカーにしようぜ!とおっ!」
ヤギル「ミモミ!ミスるなよ!」
ミモミ「大丈夫!ダイモン!」
ダイモン「よし、頼んだぞ!」
バンバ「いくぜ、今回の必殺、ニュープログラム!バグっちまいな!」
ボールがデータ状となってヤマレンジに取り込まれるが…
ヤマレンジ「こんな子供だましのバグなど効かぬ!」
なんと、素体のE235系はバグに強くなっていたのだった。初日にバグって動けなくなった反省の結果がイーデン獣でも現れてしまった!
ダイモン「ほかの手は?」
ナリタ「シミュレートしたけど有効打が見つからない!」
センガクジャー、必殺技が効かずにピンチ!果たして勝てるのか…⁉
原版投稿日 2019年12月25日
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13 :黒帽子
2020/05/18(月) 09:02:25
第6話「放つぞ!俺たちの必殺武器!」
ヤマレンジ「こんな子供だましのバグなど効かぬ!」
ダイモン「ほかの手は?」
ナリタ「シミュレートしたけど有効打が見つからない!」
バンバ「こうなったら手持ち武器で行って弱点を考えるんだ!ナリタ、シミュレート機能は君しか使えない。最大限に君の頭を使うんだ!」
まずはワイパーブレードでバンバが突撃。 しかしヤマレンジは右に左にかわしてしまう。
バンバ「なぜだ!俺の方がスタートダッシュは上だが…⁉」
ダイモン&ヤギル「ホーンガン!」 プァァァァァン
しかしヤマレンジも同じ音の音波兵器で迎撃。なかなかヒットしない。
ヤマレンジ「おあいにく様俺様も京急線や京成線などと同じ警笛を鳴らすのでな。」
そうだった。JR東日本の電車は浅草線に乗り入れるほとんどの電車の警笛と同じなのだ。
ミモミ「ボールの変形は思いついた!?」
ナリタ「だめだ!あいつの暴走を止めるには終点に変形させればいいと思ったが山手線は環状線だから終点がない!雨にしようにもこっちも電車だから戦いにならない!詰んだ!」
その時だった。
ミノリ「武器を届けに来たわ!」
巨大なプレゼント箱がセンガクジャーの前に現れ、箱がいきなり開いた
ミノリ「これはカンテランチャー。ホーンガンと違って光線砲だから音波攻撃の利かない敵にはこれが有効よ。」
早速各メンバーの色をした光線が高輪ゲートウェイを飛び交う。
ヤマレンジ「どこを狙っているへたくそめ!」
バンバ「出力を一番小さくして…」
ヤマレンジ「あ!あれは赤カンテラ!止まらなければ!」
ミノリ「いまよ!武器を合体させるのよ!」
ダイモン「よし、カンテランチャーを合体だ!」
ヤマレンジ「そんなおもちゃ、まとめてもあてらんなきゃ意味ねーよ!」
バンバ「止まってちゃかわせねーぜ!!」
チリン!ベルがなって手元の出力表示に「FIRE!」の字が浮かんだ。
ダイモン「シグナルパニッシャー、撃て!」
合図とともに全員が引き金を引き、5色の光がヤマレンジに命中する!
ヤマレンジは元の山手線の電車となり、その場にドサッと落ちた。
ドーロー「おのれセンガクジャー… いつか倍にして返してやる!」
新武器のおかげで勝てたセンガクジャー、基地に戻って武器制作班に感謝した。
ランチャーはボールとは違い、弱点のない敵にでも有効打を与えられる武器として研究・開発されていたというのだ。
最新の武器なので結構手入れが大変らしく、派手に壊さないようセンガクジャーは誓った。
一方そのころ
ドーロー「申し上げますチュッカー様!センガクジャーが新武器でイーデン獣を…!」
チュッカー「それどころじゃないよ!JR東日本から損害賠償を請求されたぞ!正月は商売でも何でもして金を稼ぐしかないようだな!」
ドーロー「そんぬぁー」
原版投稿日 2019年12月28日
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14 :黒帽子
2020/05/19(火) 09:53:45
第7話「新年早々大混乱」
ダイモン「あけまして」
バンバ「おめでとう」
ミモミ「ございます」
ヤギル「ほんねんも」
ナリタ「よろしくね」
シンジ「なにをやっているんだ」
ダイモン「挨拶動画だよおっさん。」
シンジ「そんなことより大変だ。ザンリッカーの奴がまた変な声明を出した。」
VIDEO「新年あけましておめでとうございます。 さて、ことしからお年玉をテニスボールにしませんか?」
さあ町は大変だ。 いたるところでテニスボールがプレゼントされているではないか。
ミノリ「なんなのこれ?どうしてこんなにボールをもらわなきゃいけないの?これが2020年代の常識?」
シンジ「早速出動だ。」
その事件が起きているのは浅草だ。また浅草だ。
ダイモン「人形焼き買ったと思ったら10個もテニスボールもらったんだけどいる?」
バンバ「いらねぇよ。こっちはせんべい買っただけで15個だぜ!」
ミモミ「あ!あいつまさか…」
ジッパチ「やべっ!」お?テニスボールが落ちてるねぇ。
5人「スターターブレス!」
ダイモン「新年だから決めるぞ! 浅草ホワイト!」
バンバ「京急レッド!」
ミモミ「京成ブルー!」
ヤギル「北総イエロー!」
ナリタ「芝山グリーン!」
「直通戦隊センガクジャー!」
ジッパチ「出たなセンガクジャー… やれい!ボールン!」
ドッジボール大の怪人、ボールンが出てきた。
ボールン「お年玉なのに玉じゃないのにハンターイ!」
さあ、どうする…?
ダイモン「正月くらいちゃっちゃと決着をつけるぞ… いてぇ!」
ボールン、跳ねに跳ねてセンガクジャーを痛めつける!
バンバ「ていっ!」
京急レッドお得意の煙幕妨害だ!
ボールン「おい?どこだ?出てきやがれ!!」
といったその時だった。
バンバ「ニューダイレクトボール!」
ヤギル「今回は」
ダイモン「ボールにちなんで」
ナリタ「サッカーゴールで」
ミモミ「GO!!」
サッカーゴールがあっという間に完成した。
ボールンを華麗なパスワークでパス、そしてゴール!
ボールン「ボール相手にボールで戦うとかハンターイ!」
ダイモン「やられないな。」
5人「シグナルパニッシャー!!」
ボールン「強引なオチにハンターーーイ!」
ボールンは爆発し消え去った。
ジッパチ「新年のいい計画がー! センガクジャー!首を洗って待ってろ!」
何がともあれ、新年の東京を守ったセンガクジャー、2020年の日本も任せたぞ!
原版投稿日 2020年1月5日
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15 :黒帽子
2020/05/20(水) 09:36:47
第8話「死への48分間 前編」
センガクジャーが新年会に浮かれているころであった。
ジッパチ「ボールンの件で決着がついたとでも思っていたのか!」
ジッパチ将軍は新たな作戦を考えていたのであった。
チュッカー「ジッパチ。今日も出撃か。センガクジャーを速くつぶさんと我らの日本無力化5か年計画がどんどん遅れてしまう。」
ジッパチ「チュッカー総統。この正月のうちにセンガクジャーを潰さない限りシミュレーションでは計画終了まで1年余計にかかります。そこでこの陸上戦艦を使い、あっという間にセンガクジャーごと上野の山を吹っ飛ばします。」
チュッカー「なぜ上野の山を吹っ飛ばす?」
ジッパチ「動物園にパンダがいますよね?あのパンダをふっとばせば動物絡みで国際問題間違いなし!センガクジャーも吹っ飛ばせて日本の海外からの信用も吹っ飛ばせて一石二鳥ですぜ!」
チュッカー「健闘を祈るぞ!」
異次元にあると思われるザンリッカーの秘密基地から陸上戦艦が発進した。
東大赤門の前にワープしてから上野公園を目指す。
センガクジャー、陸上戦艦の登場の通告を受けて変身してから出動だ。
ダイモン「上野まで急ぐぞ!」
バンバ「やっぱり電車かよ!戦隊にはバイクのような乗り物があるだろふつー」
ヤギル「都がそこまで支給するか?」
陸上戦艦は上野の山に到着した。
ジッパチ「意外と遅いぜこれ。作戦開始から20分もたってるわ。」
手始めに手始めに科学博物館を砲撃。
ジッパチ「科学が何だコノヤロー!」
ドズンドズン、ドドドドババババ
科学博物館は瞬く間に破壊された。
さあ勢いに乗ってきた陸上戦艦、上野を荒らしまくる!
ジッパチ「さぁてあらかた荒らしたし、メインディッシュの動物園破壊と行きますか!」
さあ、その時だった。
ダイモン「待て!」
ジッパチ「おうおう、例のお前らか? まあ本人確認お願いしまーす!」
ミモミ「ずいぶんと余裕のようだね。」
ナリタ「名乗ってやんぜ!直通戦隊!」
5人「センガクジャー!」
ジッパチ「やっぱりね。 俺の名前はジッパチ。そしてお前らに告ぐ!今から48分後、お前らは跡形もなく吹っ飛ぶだろう! それまで思い出振り返ったり命乞いのセリフ考えたりでもしな!」
バンバ「んだと…?48分で決着をつけようじゃねぇか!」
~タイムリミットまで48分~
ダイモン「どうりゃ!」ホワイトがタイヤにキックを決めた。 しかしびくともしない。 「いってぇ!」
ジッパチ「蹴って外せるわけないだろ。 ポチっとな」
その時、戦艦のドアがウィーンと音を立てて開いた。
「ハンターイ!ハンターイ!ハンターイ!」
久しぶりの登場、ゲバーボ兵だ。
ヤギル「この新兵器はいかがかな?」
ボフン!
ゲバーボたち「目に染みるのハンターイ!」
タマネギ型の催涙弾でゲバーボの動きを止めた。中身もタマネギの成分と同じだ。
バンバ「カンテランチャー!ファイヤー!」
ランチャーでゲバーボを蹴散らした。
~タイムリミットまで残り34分~
ジッパチ「さあ、タイムリミットの時刻が刻一刻と迫っているぞ…?」
原版投稿日 2019年1月9日
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16 :黒帽子
2020/05/21(木) 08:58:52
第9話「死への48分間 後編」
ジッパチ「どうだったかゲバーボ地獄は?」
バンバ「たいしたことなかったぜ。で、次の攻撃はなんだ?」
挑発するレッド。ジッパチは特にレッドへの敵対心が強かったのだ。
ジッパチ「次はこれだ!恐れるがいい!」こう言ってジッパチ将軍は次の兵器の発射スイッチに手をかけた。
ギュオオオオオオン
なんと砲塔が動き出しセンガクジャーの方を向いた。そこから1秒もせずズドンと砲撃が始まった。
それもただの砲弾ではなかった。あたり一帯は火の海と化し、避けられるものもほとんどなくなった。
~タイムリミットまで27分~
ミモミ「火の中じゃまともに戦えるわけない!どうすんの?」
ダイモン「今こそ必殺技の時だ!ニューダイレクトボールに入力すべき変形データは…」
バンバ「OK! 頼むぜダイモン!」
ダイモン「ヤギル!」
ヤギル「ミモミ、つなげてくれ!」
ミモミ「そーれ!」
ナリタ「ニューダイレクトボール! 雨雲!」
雲が空を覆い始めて雨を降らせた。激しい雨だ
ジッパチ「そんな小手先だけの技で倒せるとでも思っているのか?」
陸上戦艦から大量のビーム砲が発射される。
ヤギル「うわっ!ひどい威力だ!」
バンバ「ゲバーボ同様ランチャーで攻めよう!砲台と本体同時にやるぞ!」
ランチャーを撃ちまくりビーム砲台の破壊を始めるセンガクジャー。甲板にて爆発が起きた
~タイムリミットまで残り21分~
ランチャー攻撃を続けるが本体への攻撃は全くダメージなし。なすすべなくなったセンガクジャーは困り果てていた
ダイモン「これ以上使うとランチャーがエネルギー切れに… 別の攻撃手段だ!ワイパーブレードで傷をつける!」
さあ、陸上戦艦に近づいていくが今度はバルカン砲がニュッとでてきて発砲してくる!
~タイムリミットまで残り15分~
ジッパチ「さあて残り15分を切ったぞ。とどめの準備と行こうか?」
ダイモン「そろそろまた使えるタイミングだろう。 シグナルパニッシャー用意!」
ジッパチ「そんなのでぶち抜けると思ったか⁉」
シグナルパニッシャーが撃たれた。ここにきて装甲にひびが入った!
ヤギル「ここまでくりゃこっちのもんだ。あれを重点的に狙うぞ!」
ジッパチ「させるかよ!」 ゲバーボ兵を再び繰り出した。
消耗したセンガクジャーとゲバーボ兵の戦いは予想以上に時間を使ったものであった
~タイムリミットまで残り3分~
ジッパチ「作戦予定タイムまであとわずかしかない!こうなったら…」
主砲が光り始めた。 ジッパチ「上野動物園の分、そしてセンガクジャーを倒す分だ!まずはどっちにしようかな?」
ようやくすべてのゲバーボ兵を退治したセンガクジャー。 巨大戦艦に向かって再び攻撃だ!
~タイムリミットまで残り10秒~
ジッパチ「終わりだセンガクジャー!ザンリッカー砲を喰らえ!」
とその時だった。 主砲の輝きが薄れ始めた。
ダイモン「どういうことだ?」
バンバ「48分で倒すって結局あれの電池だか燃料だかが48分しか持たなかっただけじゃないの?」
ジッパチ「くそ!作戦時間以上のエネルギーを積めばよかった!」
どうやら陸上戦艦のエネルギー切れだったようだ!
ダイモン「こいつはもう何も攻撃してこない。帰るぞ。」
ジッパチ「ねぇ!この戦艦運ぶの手伝ってよ!」
原版投稿日 2020年1月11日
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17 :黒帽子
2020/05/22(金) 11:48:26
第10話「センガクジャーが悪行三昧⁉」
いつもの5人が基地で雑誌を読んでいるようだ。
ダイモン「おい!これ見てくれ!」 ページをめくってみよう。【小学生モデル界隈でいじめ横行!?元モデル・ルリが裏をすべて語る!】 いや違う。 【バラアンダ帝国崩壊】 これもダイモンの言っている奴ではない。 【電車顔の5人組、正月を守る】 これだ。ボールンとの戦い、巨大戦艦との戦いを隠し撮りしていたようだ。
ヤギル「誰がどこで撮ったかわからない写真は気味が悪いが、僕らの活躍が世間にバレ始めたようだな。」
本にはこう書いてあった。[謎の軍団は元日に浅草地区でお年玉と称しテニスボールを押し付ける怪しい集団を撃退。その翌日には上野を狙った陸上戦艦との戦闘では戦艦を機能停止まで追い込む戦闘力を見せた。]
ミモミ「すっごい!これ全部あたしたちのことだ!」
ダイモン「喜ぶのはまだ早い。黒いうわさも書いてある。」
続いて開いた雑誌にはこんな見開きが。[謎の戦隊ヒーロー、実はヤバいやつらだった!?]
そこに書いてある内容はヒーローが大好きな人間なら気絶してしまうようなものだった。センガクジャーそっくりの5人組がファミレスやデパートの中で迷惑行為を行っている写真付きだ。
シンジ「何だこの画像は?まさか… そんなわけないよな。」
バンバ「見ていて腹の立つ雑誌だぜ!出版社に電話すっぞ。」
ダイモン「三里出版という会社が書きやがったな… 聞いたことない会社だが俺たちを悪く書く上にこの名前じゃザンリッカーのしわざに違いねえな」
ナリタ「まだ変身前の姿がバレてないし大丈夫じゃないか?」
ヤギル「それでも変身前についてのデータもこっそり撮られてるかもな。」
ミノリ「このざまじゃしばらくここにとどまって不要不急の移動は避けた方がいいわね。」
しかし運はセンガクジャーたちに味方しなかった。1日もしないで冷蔵庫の食料が尽きてしまった。
ダイモン「今夜は外食に行くしかないな。」
リスキーな外出を急遽することになった。そして行き先で大惨事が待ち受けていることはまだ知るよしもなかった。
~ファミレス「マスト」にて~
「いらっしゃいませ。メニューを見てご注文が決まりましたらボタンを押してお呼びください。」
みんなの注文が決まり、ボタンを押そうとした時だった。まさかセンガクジャーがもう一人いるなんて。
偽センガクジャーは店内に疾風怒濤の勢いで入店、店員の案内も聞かずにまずはドリンクバーの機会を投げ飛ばし、客や店員を追い払い、厨房の食材や料理を勝手に奪い取った。
そして奴らはついにセンガクジャーを追い回し始めた。
ダイモン「逃げるぞ!」
4人「オーケイ!」
ダイモンたちは逃走した。細い道路を使い、偽センガクジャーをまくように。そして夜の誰もいない公園にたどり着いた。
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18 :黒帽子
2020/05/22(金) 11:48:34
たどり着いてから少し経ち、偽センガクジャーがやってきた。
偽白「手をあげろ!偽物ども!」
だがセンガクジャーがそんなので手を上げるわけがない。
5人「スターターブレス!」
ダイモン「直通戦隊!」5人「センガクジャー!」
ダイモン「姿を現せ!エセンガクジャー!」
偽白「しょうがない… 」
偽赤・偽黄「この格好面白かったのに」
偽青・偽緑「行くしかないね!」
5人「ハルピュイア・ゴー!」
この掛け声とともにスマホ型のアイテムを操作した。すると偽センガクジャーはいわゆる「近年の魔法少女」といわれる変身ヒロインのような衣装をちょっと長い時間をかけて変身した。
バンバ「変身長いけど殴っていい?」
ナリタ「やめときなよ。俺たちだってヒーローの端くれ。戦いには礼儀があるんだ。」
ミモミ「昔ああいうのにあこがれなかったなぁ…」
偽白「疾風の化身・アエロー!」
偽赤「音速の化身・オキュペテ!」
偽青「黒雲の化身・ケライノー!」
偽黄「竜巻の化身・ポダルゲ!」
偽緑「曇天の化身・コパルンイ!」
偽5人「クインク・ハルピュイア! 」
アエロー「天空の邪魔者は食い散らかすわよ!」
ダイモン「戦闘開始だ!」
さあ、戦闘が始まった!センガクジャーはそれぞれの色に化けていたハルピュイアを狙う!
ハルピュイアも負けてはいない!突風でセンガクジャーを吹き飛ばした!
ダイモン「ザンリッカーのお雇い怪人め、今回は5人組か⁉」
ヤギル「ゲバーボ500人相手よりもきついぜこれ!」
ミモミ「ったく!どうやらザンリッカーは本腰入れてきたのか!」
ナリタ「よし!必殺技対決だ!」
アエロー「その話聞いたわ!こっちだって負けないわよ!」
さあ、ハルピュイアが攻撃態勢に入る!
コパルンイ「天空の平穏切り裂く雷よ!」
ポダルゲ「竜巻よ!」
ケライノー「我ら5姉妹に」
オキュペテ「力を与えたまえ!」
アエロー「ハルピュイア・ディザスターエクスプロージョン・ヘル…」
「シグナルパニッシャー!発射!」
ドゴオオオオオン
シグナルパニッシャーの熱戦がハルピュイアを焼いた。
敗因はわかっていた。ハルピュイアの必殺技のフリが長かったからだ。センガクジャーが余裕のあるうちに必殺技対決を申し込んでいたのも理由があったのだった。
ハルピュイア「長い必殺技名にハンターイ!」
しかしハルピュイアは死んでいなかった。羽根が少しむしられた翼でザンリッカーのアジトへ帰っていったのだ。
原版投稿日 2020年1月14日
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19 :黒帽子
2020/05/23(土) 10:44:51
第11話「危険! 悪の必殺技!」
話は前回結末の直後から始まる。
アエロー「なんでこうなるのよ!」
ケライノー「あんたがセンガクジャーを追いかけたからに決まってるじゃん!」
コパルンイ「ケライノーが腹減ったってあの店を襲撃したからでしょ!?」
ポダルゲ「それいったら最初にセンガクジャーに偽装しようと考えたの誰かしらねぇ?」
オキュペテ「みんな勝手なこと言わないで。今回の敗因は必殺技にあるのよ。」
他4人「必殺技?」
オキュペテ「ハルピュイア・ディザスターエクスプロージョン・ヘルサンダーストームだなんて長い名前にしているからあいつらに負けんのよ!しかも前フリも長いし!」
アエロー「私たち一応魔法少女型戦隊でデビューしてザンリッカーにエースの座を与えられたでしょ?必殺技という魔法少女の醍醐味を消すなんてありえない!」
オキュペテ「ああいうやつらは容赦しないのよ。新しい必殺技を研究して打ちのめさないと!」
ハルピュイアは基地へと戻っていった。
一方、センガクジャーは西馬込駅前のそば屋で何とか腹を満たして基地に戻った。
ダイモン「敵もあんな一流の怪人を集めてくるとは俺たち相手に本気になり始めたようだな。」
ナリタ「次あったときは何されるかわからんぜ」
その後無事にセンガクジャーたちは基地に戻ったようだ。
さて、ハルピュイアが無事にアジト到着。
アエロー「チュッカー様… ただ今戻りました…」
チュッカー「どうしたそのぼろぼろの姿は?」
ポダルゲ「センガクジャー本人に遭遇して、奴らにボコボコにされました!」
チュッカー「あいつらを甘く見てはいけないと言ったはずだ。だがよくぞ攻撃を喰らいつつも生存して帰ってきた。」
コヘノ「おかえり。どうやらぼろぼろのようだな。」
アエロー「コヘノ様!私たちに新しい必殺技を教えてください!今の必殺技では長すぎてセンガクジャーに先に攻撃されます!」
コヘノ「なんだと…⁉ では私が次の作戦では直々に戦うとする。お前らも来るのだ。我が技の前にセンガクジャーはひとたまりもないだろうからな。」
オキュペテ「作戦会議といきましょう。練りに練るような会議をすればセンガクジャーを油断させられます。もちろんセンガクジャーは全滅させる前提で行きましょう。あんなのを生き残らせたらこの世の終わりです。」
数日後…
ダイモン「最近出動要請が出なくなったな」
バンバ「もしかしてザンリッカーの奴らは諦めたか?」
ナリタ「なんか変な手紙が届いた!」
手紙にはこう書いてあった。
「汐入駅前に1月×日の正午集合 byコヘノ」
ヤギル「やっぱりあいつらの前振りかよっ…!!」
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20 :黒帽子
2020/05/23(土) 10:46:49
ここは横須賀汐入のヴェルニー公園。JR横須賀駅と京急汐入駅の連絡通路のような公園だ。
ダイモン「約束通り来たぞ!」
コヘノ「ようやく来たかセンガクジャー! お前を倒し、反ザンリッカー勢力根絶の研究データにしてやる!」
5人「スターターブレス! 直通戦隊センガクジャー!」
コヘノ「散期掌!」
ドカーーン
突如戦いの場と化したヴェルニー公園で大爆発が起こった。
コヘノ「これでセンガクジャーは一ったまりもないはず…」
クライノー「さっすがコヘノ様!尊敬しちゃいます!」
コパルンイ「やっちゃえやっちゃえ~!息の根止めるどころか跡形なくしちゃえ~!」
ヤギル「それはどうかな?」
なんと、センガクジャーは倒れていなかった。センガクジャーはホーンガンを撃ち始めた。
コヘノは再び散期掌を放つ。センガクジャー、あえなく吹っ飛んでいく!
しかし負けじとニューダイレクトボールが放たれた!ハンバーガーに変形!
食えば大爆発!コヘノ将軍をやっつけられるか?
コヘノ「アメリカの食いもん?私はアメリカが嫌いだ!」
何とアメリカが嫌いだったコヘノ、豪快にバーガーを跳ね飛ばした!
バンバ「どうするんだよ?パニッシャーも防がれるぞ…⁉」
ダイモン「いい考えがある。」
何を考えたダイモン⁉パニッシャーの構えだ!
コヘノ「そんな合体砲などぶっ壊してくれましょう。 アクアクラッ… ええ!?」
ミモミ「ほーら当たれ!カンテランチャー!」
ナリタ「こっちもだ!」
バンバ「パニッシャーで撃つと」
ヤギル「思っていたのか⁉」
ダイモン「残念でした!とどめ!」
コヘノ「必殺技じゃないのでとどめ刺されるのにハンターイ!」
ハルピュイア「コヘノ様待ってー!」
どっかへ吹っ飛んでいったようだ。
アジトに戻って
チュッカー「直々にセンガクジャーを倒すと言ったのは貴様の口だな?」
コヘノ「そうです。私が言いました。」
チュッカー「じゃあなんで代わりにやられてるのだ?勝つ予定だったよな?嘘つきに反対だ。」
そう言うと、処刑用の電撃装置が出てきた。
コヘノ「そ!それだけは勘弁して!!」
しかし装置のスイッチが入れられた。
バチバチバチ…
コヘノ「ぎいぃいいぃいやぁ~~!!何するんですかー!やめてください!!あれは計画と違っていたんです!想定外だったんです!ジッパチー!助けてくれー!!」
アエロー「情けないコヘノ様。こんなのに仕えるんじゃなかったわね。」
コヘノ「あ、アエロー、貴、さ、ま…ぴぎゃあああああああ!」
奇声を発しながらコヘノは息絶えた。 コヘノの座にアエローが就いたことは言うまでもない。
原版投稿日 2020年1月18日
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