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62.長文コンクール
 ┗782

782 :げらっち
2023/04/27(木) 20:17:03

ダイ・ハード ラストデイ
1~4はどれも魅力あふれる内容だった。一本調子にならず果敢に新しい要素を入れ、更に面白くしていた。
しかしこれはちょっと…と言う残念な内容。評価できる点が見当たらないレベルで酷かった。4までが完璧だったから余計に…

大筋は、今まで出てこなかったマクレーンの息子(ルーシーの妹)が、CIAとしてロシアで特殊任務をしていたため、何故かマクレーンが乱入してそれを助けようとする、という物。
今まで「不運にも事件に巻き込まれてきた」マクレーンが、今回は自分から巻き込みに行ってる時点で失敗だった。
マクレーンと息子は対立しつつも絆を深めていく、というあるあるのものだが、その過程も丁寧に描かれているとは言い難く、感情移入できない。
CIA無能すぎる…

尺からして物足りない。4までは全て120分を超える長尺だったのに対し、今回はわずか98分。
内容も濃いとは言えず、むしろ薄い。なんと、肉弾戦が一度も無い。銃撃戦と爆破シーン、後述のカーチェイスに頼り過ぎている感がある。ブルース、年喰って肉弾戦はNGだったのか?

カーチェイスについて。今回一番の見せ場は序盤のカーチェイス。お金かけてるんだろうなあ…とは思うものの、魅力的かと問われれば、そうでもない。第一、肉弾戦+意外と頭の良いマクレーンの掛け引きが面白かったシリーズに、カーチェイスを求めていたファンは少ないと思う。1はそもそも密閉された空間なのでカーチェイスは無し。2はスノーモービルによるチェイスがあるものの、敵を追うだけのシンプルな物で短い。3は中盤、命を狙われたマクレーンとゼウスが車で逃げるという物で、これもすごく短かった。初めてカーチェイスがフォーカスされたのは4の終盤。戦闘機まで巻き込んだチェイスは派手ではあるものの若干長く、無理があった。ラストデイではこのカーチェイス要素を更に引き伸ばして大仰にしてしまったという感じ。内容はまるで無い。マクレーン、息子、敵の三つ巴のチェイスはそれぞれが何を目的にしているのかもよくわからない。

台詞も薄っペラい。今までの作品は全て敵との掛け引き、印象的なぼやきなどがあったのに…

致命的な欠陥はまだまだある。そもそも、プロット自体がダイ・ハードシリーズとは思えない内容なのだ。
今までの作品は「一貫した悪者が居て、マクレーンが倒す」というかなり明瞭なものだった。しかし今回は「キーキャラが終盤になって裏切り、黒幕だったことが判明する」という、シリーズらしからぬミステリー色の強いプロットになっている。そのため一貫して憎む敵がおらず、序盤から登場していた見せかけの敵はあっさり片付けられてしまう。黒幕に対しても特に怨恨が無いため、倒したところでカタルシスが無い。肩透かしを喰ったような展開で消化不良。このシリーズに謎解きは求めてないのよ…

見せかけの敵であるアリクはキャラこそ立っていたものの、小物感がある。
全体的にアクの強いキャラがおらず、敵が弱い。
今までは敵はカッコいいし、脇役(1のアーガイル、2のロレンゾ、3のチャーリー、4のワーロック等)は魅力的だったのに。今回は好きになれるキャラが0である。

4作と比べると見劣りするだけならまだしも、1つの映画としても見所が無く、つまらない。
この作品がシリーズのラストになってしまったのは不甲斐無い…

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