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121 :迅
2020/08/21(金) 22:39:28
メビウスが打ち切りになった矢先にブラックレイジが完結したと言う皮肉。
元から話の構想が出来てた上に元から短期掲載予定とは言え、なんかアレだなぁ……ちなみになんやかんやでハッピーEND。
本来考えてたのは蓮太郎の復讐鬼END。
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122 :迅
2020/08/26(水) 22:05:41
気晴らしにエブリスタで投稿した読み切り小説『時駆ケル零《トゥウェルヴ》』を掲載。
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123 :迅
2020/08/26(水) 22:07:02
読み切り『時を刻む職人』
この世界に生まれた俺は、《昼》を知らない。
「なーなーねーちゃん。どうしてみんなは起きてるの?外はあんなに暗いのに」
窓の外を眺める少年は、編み物をする姉に問う。
若さから来る無知、そしてその無知から来る尽きる事なき探究心。なぜ人は暗い中で歩くのか、昼とは一体何なのか、少年は知りたくて堪らない。
絶え間なく続く人類同士の争いを見かねた時空神クロノスは、世界から《白昼》を奪い去り、大陸を終わり無き《黒夜》が包み込んだと言う。
「私に言われても困るかなぁ……」
「だって、私が生まれた時からこうだもん」と、姉は苦笑いを浮かべる。そもそも、《時間》と言う概念が無くなったのは、姉が生まれるのか20年以上前の事だ。分からないのも無理はない。
しかし、手袋を編む手を止めた彼女は、ふと思い出したように手を合わせる。
「ただ、私達が何で《時間》と言う《概念》に囚われてるかは知ってるよ?」
「???」
「だーかーらー、他の人達と違って私が《時間》に囚われてる理由なら知ってるって言ったの。レン、私達は《職人》の一族なのは分かるでしょ?」
姉の問いに、少年レンはこくりと頷く。
《職人《しょくにん》》。
怒り心頭の時空神に物申し、《時間》に囚われる事を代償に『時計』と呼ばれる遺産を介する事で、時間への干渉を許された存在。
レンの家も代々続く職人の家系であり、人々が行き交う中心都市の大通り……ではなく、隅っこでひっそりと時計屋を営んでいた。
「ねぇ、レン。時間が無くなった世界じゃ、何をすればいいか分からないよね」
行き交う人々を見つめる姉は、レンに問いかける。
《職人》の子に生まれ、恐れられ同年代の子供達と遊ぶ事すら許されず、父の死に涙した。
だが、それらは全て『2人がすべき事』では無く、『2人にもたらされた事』だ。
「取り敢えず寝よっか。おやすみ、レン」
「ねーちゃんは?」
「私は……バイト行ってくるね」
姉ははにかんだ笑顔でレンの額にキスし、玄関のドアを開けて家の外に出て行く。
……結局、姉はレンの下に、彼が待つ家に帰って来る事はなかった。ーーー彼女は『永遠』に、彼の下に帰って来る事は『亡くなった』。
* * *
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124 :迅
2020/08/26(水) 22:07:48
ー10年後ー
「いらっしゃい」
「よぉレン、受け取りに来たぞ」
「これはこれは、ルイーゾさんじゃないですか!ご注文の品ですか?もちろん出来てますよ!」
店内にやって来た常連の姿を見たレンは、棚の中からアンティークな雰囲気の腕時計が入ったケースを取り出し、常連客のルイーゾに渡す。
《時間》と言う概念が無くない現在、《時計》は時間を知るための手段ではなく、楽器と同じように金持ちの嗜好品として嗜まれている。
その見事な造形に、ルイーゾはうっとりとした表情で喜びの声を漏らす。
「相変わらず見事な出来だ」
「お褒めにあずかり光栄です」
ルイーゾは窓から覗く時計を見つめ、100|R《ラルク》(日本通貨で10R1万円)をカウンターの上に置き、鼻歌交じりに店から去って行く。
店の外は相変わらず闇に包まれているが、立ち並ぶ街灯の灯火によって妖しく、美しく輝いていた。
「毎度あり〜♪さて、いま何時だ……」
レンは笑顔で手を振りながら客を見送り、壁に掛けられた丸時計に目線を向ける。
時計の針は『|XII《12》』を指しており、レンはエプロンを脱いで店先に吊るされた看板を『|Closed《閉店中》』にひっくり返し、財布片手に店を出る。
「飯どうすっかなー」
レンは時計で食事にするかどうか検討している為、金持ちからしたらただの嗜好品の1つでしかない時計も、彼にとっては大事な家具の1つ。
街灯揺らめく大通りをほっつき歩いていると、甲高い悲鳴が通り中に響き渡る。
道行く人が訝しげな表情を浮かべる中、レンは底知れぬ『探究心』を胸に、悲鳴の方へと走り出した。
______
「やめて下さい!どうしてこんな事を!?」
「うるせーーー!黙ってろ凡人がッ!僕は《職人》の子だぞぅ!」
「凡人の物は《職人》の子である僕の物だ!」と、どこぞのガキ大将理論を振りかざしながら、太った巨漢はタンスの中を漁り尽くす。
巨漢がタンスの中から見つけた物……それは、料理屋の女主人の下着だった。
「やっはァ!おパンティみ〜〜〜っけ!」
「ーーーーーッ!!!」
赤面する女主人を他所に、自称《職人の子》を名乗る巨漢はいやらしい笑みを浮かべ、のそのそと店から出て行こうとする。
しかし、目の前には白いパーカーの上に群青色のシャツを羽織った少年が立ち塞がっていた。
「誰だァ?お前ェ……」
巨漢は額に青筋を浮かべ、沸騰寸前のヤカンもかくやの剣幕で少年に問いかける。
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125 :迅
2020/08/26(水) 22:08:17
すると少年はキョロキョロと辺りを見渡し、「あぁ俺の事か」と察したのか、ポンと手を叩く。それもかなりワザとらしく。そしてその行動は、巨漢を激昂させるには十分過ぎる効果を発揮した。
「お前は誰だってェ……聞いてんだよォォォ!」
激怒した巨漢は、目の前の少年1人分はあろう巨腕を振りかざし、脳天目掛けて振り下ろす。
だが、彼の拳よりも数段早く、少年のハイキックが巨漢の顎を的確に撃ち抜いた。
「あ……ぐ……」
「つーか、俺以前にテメェが誰だよ」
白目を剥き、仰向きに倒れ込む巨漢。
呆然とする人々を他所に、少年は巨漢の頭を踏みつけながら彼に告げた。
______
「いや〜悪いね、ご馳走になってしまって」
「気にしないで下さい。あの人にはいつも迷惑していたので……下着の件も含め、ありがとうございました」
「祝杯だ!通りすがりの兄ちゃんの活躍に乾杯!」
「「「うおおおおおお!」」」
「ちょっと、騒ぐなら夜にして下さいね?」
囃し立てる男達を諌めながら、女主人は皿に盛られたリゾットに食らいつく少年の方に振り返り、改めて自己紹介を行う。
「私、この店を経営しているチセと言います。先程は見ず知らずの私を助けて頂き、本当にありがとうございます。レンさん」
「別に礼を言われる程でもないよ。俺としても店の前に立ち塞がれちゃ迷惑だったし」
「ご馳走さまでした」と、リゾットを食べ終えたレンは手を合わせ、チセの体をまじまじと見つめる。顔付きは幼く、歳は10代後半か20歳寸前か。
……いやらしい意味はないから安心して欲しい。
そしてレンは窓際に飾られれていた写真立てを手に取り、チセに問いかけた。
「なぁ、チセさん。この写真に写ってるのは、アンタとご親族の方かい?」
「あぁ、その写真ですか……」
レンから写真立てを受け取った瞬間、彼女は表情を曇らせ、声のトーンが一段下がる。
その声は何処か、寂しさや哀愁と言った『哀しみ』を感じさせる湿った声色で、彼女は写真に写る赤髪の少女の笑顔を見つめる。
「私、前までは妹のリタと2人でこの店を切り盛りしてたのですが……数日前、この街にやって来たリーズィと名乗る《職人》がこの地域の女性を連れ去り始めて……」
「アンタの妹も、連れ去られたか」
「……」
レンの問いかけに、チセは小さく頷く。
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126 :迅
2020/08/26(水) 22:09:13
《職人》絡みの事件となると、警察はおろか大陸が総出で動き出すだろう。確実性は上がるが、その間に彼女の妹を殺されては元も子もない。
レンは椅子から立ち上がり、ポロポロと涙をこぼすチセの手を優しく握る。
「チセさん、アンタの妹は俺に任せてくれ」
「……え?」
「クソ野郎には、鉄拳制裁だ」
______
「あ、兄貴!聞いてくれよ兄貴!」
時は変わってとある豪邸にて、先程レンにノされた巨漢は男の座る椅子の前で「ただのチビに負けた」だの、「僕が本気を出してない事をいい事に」だのと、みっともなく喚き散らす。
そして、巨漢はその巨大な顔面を男にズイッと近づけた刹那、巨漢は大きく吹き飛ばされた。
「な、何すんだよ兄貴!?」
巨漢は長身痩躯の男に問いかけ、男は「そんくらい分かんだろ」とメガネを拭きながら立ち上がり、巨漢の頭を掴んで強引に立たせる。
ミシミシ、メリメリと巨漢の頭蓋骨が悲鳴を上げるが、男は御構い無しに巨漢の顔面を地面に叩きつける。
「ゲブッ!?」
「あぁ、オリマーよ。不細工な上に力も劣るとは何て救えない。神よ、現実は哀しきかな」
男はこめかみに手を当て、やや芝居がかった口調で弟の弱さと不出来ぶりを嘆く。
そして、男は高級スーツの胸ポケットからヒビ割れた懐中時計を取り出し、《職人》特有の動きである『時間の確認』を素早く行う。
「めんどくせェ……俺が出向いてやるか。ちょうどいいし、お前も付いて来い」
「ッ、いやぁ……」
懐中時計を胸ポケットにしまった男は呆然とする巨漢や他の女性達に背を向け、両腕を縛られた少女の腕を引きながら、部屋を去っていった。
* * *
「なぜ、リーズィが女性を捕らえてるかは分かりません。私は妹を助ける力も、助けに行く勇気もないクズだけど……妹を、助けて貰えるんですか?」
「あぁ、アンタには一飯の恩がある。作った恩は、その日の内に返すのがモットーでね」
残りの客が1人もいなくなった頃、涙を流すチセの問いかけに、レンは笑いつつ真剣な声色で応える。
そして次の瞬間、レンは店の外からただならぬ気配を感じ取り、バッと玄関先を睨み付ける。
「……」
「来やがれ……!」
怯えるチセと、臨戦態勢に入るレン。
玄関の扉はゆっくりと開かれ、店の外にはカーキ色のコートを身に纏った20代後半くらいの長身痩躯の男と、両腕を縛られた少女が立っていた。
妖しく光る街灯を背に、男はやや芝居がかった雰囲気で礼儀正しく挨拶する。
「私《わたくし》、リーズィ・ラインズと申します。初めまして。いや、久しぶり……かな?今回は特別だ。妹さんに挨拶すると良い」
「あうっ!」
男……リーズィは二チャリと口角を上げ、両腕を縛られた少女をチセの前に突き飛ばす。
「(罠か……?)チセさん……」
「リタ!」
レンは罠の可能性も考えたが、彼が口を開くよりもずっと早く、チセは店の床に倒れ込んだ妹・リタの下に走り出した。
「よかった……!?」
チセは安堵の表情を浮かべるが、その顔はみるみる蒼白になっていき、淡く儚い希望はより濃厚で重圧な絶望に塗り潰されていく。
「あ、あぁ……」
ずっと俯き、闇夜に隠されていたリタの表情が露わになった瞬間、チセは膝から崩れ落ちる。
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127 :迅
2020/08/26(水) 22:10:37
「お姉ちゃん……」
「フヒッ、フフフフフ……ハハハハハ……ヒャハハハハハァーーーーーーーーッハハハハハ!」
リタの顔面は異様な程に腫れ上がり、写真に写っていた時のような面影は、もはや影も形もなかった。
その2人の一連のやりとりを見ていたのか、リーズィは先ほど以上に口角を歪め、勢いよく両腕を広げて嘲笑と言う名の高笑いを上げる。
そして笑い疲れたのか、彼はこめかみに手を当てながら、2人の少女に上辺だけの謝罪をする。
「いやはやすまない。私は生まれつき美しい女性の顔をグチャグチャにして、その涙と絶望に塗り潰された顔に興奮してしまう悪癖があってね……」
「(体が……動かない……?)」
「動こうとしても無駄だ……!参番時計《時間停止》、それが我がラインズ家に受け継がれし甘美なる《職人技》!」
この技を使えば最期、例え《時間》の概念を失った世界すらもリーズィの思うがままとなり、能力の解除は彼のさじ加減と気分次第。
それ即ち、『この場にいる者の生殺与奪権は、彼にある』と言う事を意味していた。
「お前達の美《命》は、俺の手の中にあるんだよ……」
リーズィは歪な笑みを貼り付けたまま2人の前に歩み寄り、女性の尻を撫で回す変質者もドン引きないやらしい手つきで、顔のラインに沿ってチセを撫でる。
そして拳を振りかぶった刹那、横から割って入って来たレンに蹴り飛ばされた。
「うおぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
「あ、兄貴ィィィィィィィィィィィィ!」
悲鳴をあげるオリマーを他所に、店の外に大きく吹っ飛ばされたリーズィは、1つの疑問が頭の中をぐるぐると巡っていた。
「(アイツは……レンは!どうしてアイツは!俺の術中に動けたんだ!?)」
リーズィの意思とは裏腹に、無意識的に能力を解除していた?それは断じてあり得ない。
彼は脳味噌を必死に回転させ、ある1つの答えに辿り着く。その、答えとはーーー
「テメェ……!そう言う《職人技》だな!?」
止め処なく鮮血が流れ出る頭を抑えながら、リーズィは怒髪天に衝く勢いで怒号混じりに問いかける。
『参番時計《時間停止》』に敵う《職人技》など、リーズィは時間を加速させる《参番時計》と対を成す《職人技》、『玖番時計《時間加速》』しか知らない。
「知りたいなら……教えてやるよ……」
レンはゆっくり振り返り、怒涛の剣幕で睨み付けてくるリーズィの問いに答える。
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128 :迅
2020/08/26(水) 22:11:21
「俺の《職人技》は……『零番時計《時間破壊》』だ」
「零番時計《時間破壊》、だと……!?」
と言うかそもそも、《職人》が時空神クロノスから授けられた時計《職人技》は、総じて
時を巻き戻す『壱番時計《時間逆行》』
時を圧縮する『弐番時計《時間圧縮》』
時を止める『参番時計《時間停止》』
時を読み取る『肆番時計《時間予測》』
時を移動する『伍番時計《時間移動》』
時を裏返す『陸番時計《時間反転》』
時をズラす『漆番時計《時間齟齬》』
時を跳び越える『捌番時計《時間跳躍》』
時を加速させる『玖番時計《時間加速》』
時を書き換える『捨番時計《時間改変》』
時を侵食する『捨壱番時計《時間汚染》』
時を纏める『捨弐番時計《時間収束》』
の12種類だけだ。
零番時計《時間破壊》など、聞いたことが無い。
いや、確か一度だけだが、10歳になって間もない頃にこんな噂を耳にしたことがある。
「(確か、一度『クロノス神そのものを宿す時計を持つ職人がいる』と言う噂を聞いた事がある……)まさかッ、テメェがァ……!!!」
リーズィは懐に隠しておいた拳銃の照準を定めて4発、レンの眉間目掛けて躊躇なく引き金を引く。レンも一瞬遅れて反応するが、もう遅い。
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129 :迅
2020/08/26(水) 22:12:11
放たれた4発の弾丸は、レンの眉間を穿ち確実に死に至らしめるーーーはずだった。
「なにィッ!?」
「……」
銃弾はレンの眉間を透り抜け、4発全てが彼の後ろに生える木に命中する。
焦燥に駆られたリーズィはヤケクソ気味に再装填して乱射するが、そのことごとくが彼に届けど彼に当たらず、背後の木に命中する。
レンは後ずさるリーズィの首を掴み上げ、静かな怒りを孕んだ瞳で睨み付ける。
「ヒィィィッ!!!」
「例えお前が銃を撃とうが……例えお前があの2人を人質に取ろうが……全ての『過程』は意味を成さず、俺の『勝利』と言う不変の《結果》だけが、この世に刻み込まれる……」
「や、やべ……」
「嘲笑《わら》う者には鉄槌を、嘲笑《わら》われる者には救済を」
彼はリーズィを上空に投げ、両手の拳を固く握り締め、落下する彼の顔面にラッシュを叩き込む。
「やめ"てぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"!!!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァァァッ!!!」
渾身の連打《ラッシュ》を浴びせ、チセとリタ、2人分の怒りを乗せたレンは告げる。
「|Spazzare via《吹き飛べ》」
「はぐおぉぉぉあぁぁぁぁぁあああッ!」
レンの宣告と共に、街灯に照らされながら宙を舞うリーズィは、一体なにを思ったのだろうか。
* * *
「お姉ちゃ〜ん!怖かったよぉ〜〜〜!」
「ごめんねリタ……でも、良かった……!」
リーズィに制裁を下してから数日後、レンとチセの2人で介抱したのが功を成したのか、リタの容体はあの日に比べたら驚く程に回復していた。
顔の傷に関してはまだ時間がかかりそうだが、2人のあの様子を見るに、野暮ったい事は言わないに越した事はないだろう。
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130 :迅
2020/08/26(水) 22:13:11
「(そんな事より、ここ数日は色々あったなぁ)」
リーズィとオリマー兄弟に関しては、警察の取り調べによってリタ以外にも女性を捕らえ、彼女と同様に暴行を加えていた事が発覚。
ラインズ公によって2人は絶縁状を叩きつけられ、かつての生活とは打って変わって、2人の現状はほぼホームレス状態。ラインズ家の次期|《職人》の継承権は、長女に委託されたとの事だ。
「さて、俺も準備しますかね」
レンはエプロンを身につけ、玄関に吊るされた看板を『|Open《開店中》』にひっくり返す。
手紙を貰ったが、あの料理屋は2人での経営を再開したらしい。とても喜ばしい事だが、レンにはレンにしか出来ない事がある。
「いらっしゃい」
「あの〜、時計の注文を頼みたいんですけど……」
「任せて下さい。最高の出来に仕上げますから」
少年は、知らない誰かの為に《時を刻む》。
時駆ケル零《トゥウェルヴ》・完
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131 :げらっち
2020/08/28(金) 22:58:01
お、面白い…!
リーズィとオリマー兄弟 = 闇落ちしたマリオとルイージ説
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132 :迅
2020/08/29(土) 08:04:26
>>131
よく分かったなとしか言えない件について。
おたくの言う通り
オリマー(弟)=マリオ
リーズィ(兄)=ルイージ
で合ってる。
(まず読む人がいないけど)気付く人いるかなーって感じでやってみたけど、気付いた人がいてくれて少し嬉しかったり。
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133 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/29(土) 12:32:10
話の内容としてすごいの一言笑笑
そして毎度戦闘シーンが上手いんですよね~
時空神クロノスって確かギリシャの...なんか笑だったはず
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134 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/29(土) 12:36:39
ルイーゾがルイージやとおもった
相変わらず当て字?のセンスがすばらしみそしる
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135 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/29(土) 12:39:29
それなめこ汁
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136 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/29(土) 12:40:27
は?
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137 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/29(土) 12:50:33
ひ?
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138 :げらっち
2020/08/29(土) 14:40:09
>>135-137
この会話作者が見たら泣いちゃうよ…
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139 :迅
2020/08/29(土) 14:46:33
>>138
これは泣くどころか中学校時代に患った胃潰瘍が再発しそうだぜ……
(家だと意外と苦労人ポジだったりする)
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140 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/29(土) 14:48:31
胃潰瘍!?過剰なストレスで起こるやつやん
大丈夫?
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