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9.流鉄戦隊ローカルファイブ サテライト
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32 :黒帽子
2020/08/18(火) 19:23:58
お待たせいたしました。1週間以内の執筆といいましたが2日急用が入り、遅れましての掲載となりました。
潜入記録
掲示板サイト「フィスキャ」にて不審な書き込みを見たローカルファイブは電脳研究所の協力の元、電脳空間へと立ち入り謎の追求を目指した。
多数の部屋が用意されたフィスキャの中ではホログラム状のモンスターがうろついていた。
ホログラム状のモンスターは燃える「ルリクラブ」の部屋から脱出していき、ローカルファイブは驚いた。
燃える部屋、ホログラムのモンスター、「キュロサ万歳」の落書きと謎の現象の下をつかむのが次の任務となった。
Round 14 「電脳の城フィスキャ」
ルリクラブの落書きから次々とモンスターが生まれては部屋を逃げていく。
アカギ「モンスターを倒せ!モンスターが消えればほかの部屋の被害を最小限に抑えられるはずだ!モンスターの出る数に限りがあるはずだ!」
シゲル「オーライ! ヘビーガトリング、ファイヤー!」
ガトリングが重たい音を立てながら銃弾をばらまく。ホログラムから現れるモンスターが次々と消えていく。だが倒しても倒しても新たなモンスターが出てくる。
シゲル「ダメだ!まだまだ出てくる!無限かそれに等しいはずだ!ガトリングもオーバーヒートで使い物にならねぇ!」
アカギ「どうにかならないのか…!?」
その時だった。ローカルピンクの放ったスピードアローが壁に貼られたキュロサ万歳の書き込みにヒットした。
アカギ「よせ!壁にヒットしてバグでも起きたら帰れなくなるんだぞ…!?」
しかし壁の書き込みは消滅していた。
アカギ「もしやあの落書きは攻撃を当てれば消せるのか?ならば話が早い!部屋の文字と火を消すぞ!」
早速ルリクラブ室内の落書きに向けて攻撃を放ったローカルファイブ。次々と文字は消え、ホログラムのモンスターたちは出てこなくなった。
シゲル「モンスターが消えた!?」
書き込みを消したのと同時にモンスターが消えているところも発見した。書き込みとモンスターは同期しており、書き込み消すことによってモンスターは消滅するようになっている。
アカギ「この手の掲示板サイトは運営者がいるはずなのにどうして姿が見えないんだ?」
ナガレ「さあな。かれこれ十数年間もの間運営されている上に管理者が変わってそいつに重視されてないんだろうな。」
ハナ「そういうサイトってやっぱりこういう奴らの格好のタネになるよね…」
アカギ「新しい書き込みが到着したっぽい。どんな書き込みか?」
「投稿者:ドクターパロット 8月×日12時XY分ST秒 削除依頼を出していたのに無視されていたキュロサ万歳の文字が消えていてビックリした。だけどこの部屋以外ではまだ増えているっぽい。被害を受けている板はゲームカテゴリのアカヒゲマン掲示板、創作カテゴリの小説掲示板、雑誌カテゴリのレモプチ掲示板、雑談カテゴリのキッズ掲示板。頼む、この際運営でもウイルスでもいいから消してくれ。」
サクラ「あのキュロサ問題を書き込んでる人よ。あの人の思いにこたえられたはずよ。」
アカギ「やったな、みんな。この後は俺とシゲルで治安の良いはずのアカヒゲの方へ行く。奴らはあの手の書き込みに無免疫だからパニックを止めるために何とかしなければ。ナガレは小説方面へ、サクラはキッズ掲示板へ、ハナは雑誌の方へ行ってモンスターの出所を潰してくれ。皆で片付ければすぐ決着がつくはずだ。」
5人で手分けしてしかし掲示板サイトは城のように広大であった。メインエントランスまで戻ることはできたがフロア案内を見てもかなり全容をつかみにくい。
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