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99.マリオファンと肩を並べるべくカービィファンのスレ
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743 :あめそ
2020/10/24(土) 10:54:17
**デデデ城**
デデデ「エスカルゴン、どーするんだ、コレ!?」
デデデがひそひそとしながらエスカルゴンに声をかけた。
エスカル「ですから陛下ぁ、それを売って・・・!」
エスカルゴンがニヤリと笑う。それに釣られてデデデもケラケラ笑った。
デデデ「だな。それしか手は無い。」
二人がニヤニヤと肩を組んでいたその時、カービィ一行が鍵をかけていた戸を轟音を立て突き破り、侵入して来た。
エスカル「ひっ!・・・これはこれはカービィ御一行様、よくぞいらっしゃi」
カービィ「デデデ、クリスタルを返して。」
デデデ「なっ、何を言うか!我は何も持ってはおらん!」
デデデは必死で誤魔化そうとしたが、自分から怪しいボロを出してしまった。デデデが手を後ろに回してカービィに睨みを効かせている時、リボンが急に
リボン「? デデデさん、少しおかしくないですか?」
一部の者は疑問の表情だが、カービィやメタナイト、バンワドにエスカルゴンはその言葉に感づいた。
エスカル「あ、そういえば今日一度も陛下の『ゾイ』を聞いてないでゲス!」
メタナイト「確かに、陛下の一人称は『ワシ』だったはず・・・!」
メタナイトが顔をしかめて呟くと、デデデはたちまち影から黒い霧を出して、ニヤリと笑った。一同は咄嗟にデデデに振り向く。
???『その通りだ。さすがは"元"星の戦士。ばれるのも無理はないな。』
デデデの声と別人の声が重なる。デデデに取り付いた者は、星印のハンマーを手に取り、大きく打ち付けた。それが合図かのようにして、体は黒くなり、元々大きい腹は更に膨らみ、デデデの目は閉じられた。そして、まるで腹話術かの様にして、口を開けていないデデデから声が発せられた。
ダクマ『我が名は【ダークマター】!!偉大なるゼロ様の第一の下僕!』
エスカル「ひゃぁっ!へっ、陛下~っ!」
エスカルゴンはデデデの変貌に腰を抜かしてへたり込んでしまった。
メタナイト「ソード!ブレイド!閣下をたのむ!」
ソドブレ「「イエッサー!」」
メタナイトの発言にソードとブレイドは早急にエスカルゴンを担いでえっほえっほと救急室へ運んで行く。
カービィ「あいつがグーイを・・・・皆、いくよ!」
メタワドアドグイ(以下戦闘組)「「「「ああ!/了解!」」」」
カービィら4人はダークマターに向かうや否や、強力な技を繰り出した。
「星型弾!」
「スピニングナイト!」
「ペイントワイユー!」
「グーイバーニング!」
「月落とし!」
しかしダークマターは止められない。デデデの巨体に憑依しているとは思えない程の素早さで攻撃をかわし、後方から星型弾を連射していたすっぴんのカービィ目掛けて、体ごとスライディングした。
カービィ「がっ・・・!」
気付くのが遅れたカービィは、その攻撃をまともに喰らい、そのまま倒れ込んでしまった。
「「「「「「「カービィ!/カー君!/カービィさん!」」」」」」
強力なコピー能力を操るエースのカービィが居なければ、カービィ軍の戦力は著しく低下してしまう。全滅するのも、時間の問題。しかし、その状況を覆したのはメタナイトだった。メタナイトは一か八かの選択で、カービィにあるものを放り投げた。
メタナイト「カービィ!これを受け取れ!」
それは、真ん中に大きく『M』の字が刻まれた、赤い物。そのままそれは弧を描いてカービィの口にホールイン。カービィがモグモグと味わい、飲み込むと・・・
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