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┗99.マリオファンと肩を並べるべくカービィファンのスレ(461-480/1000)
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461 :あめそ
2020/10/05(月) 22:58:17
───2度目のデデデ城────
デデデ「スージー!今度は絵の描ける契約魔獣を出すゾイ!」
デデデがスージーを呼ぶと、スージーは休憩中だったようで、やる気なさそーに応答した。
スージー「あ、またおよび?今昼休憩中なんすけど、はい、んと、契約魔獣ですので、お高くなりますが、よろしいでしょうか?」
エスカル「ヴ、もうっ!この際値段とかいいでゲス!早く値段言って、送ってくるでゲス!」
デデデ「さっさとせんかい!」
デデデとエスカルゴンが、スージーをせかす。そしてスージーは、適当に選んだ魔獣を送った。
スージー「はいはい、まいどー 魔獣画伯アドレーヌの額は、4億デデンでーす」
スージーは、デデデ達にあきれ顔を向けながら、魔獣を送ってきた。途端にデデデは、送られた魔獣にすぐに命令した。
デデデ「おい!魔獣!すぐに美術館にいって、カービィをフルボッコだドン☆して来るゾイ!」
エスカル「早く行くでゲス!」
命令した二人に、魔獣はこういった。
魔獣「は?」
デデ&エス「は?」
魔獣の言葉に、二人も同じ言葉がでてしまった。しばらく沈黙してから、エスカルゴンが言葉を放つ。
エスカル「はぁー!それはこっちのセリフでゲスー!あんたそれでも契約魔獣かー!」
エスカルゴンが魔獣に言い返す。そしてすかさず魔獣が、
魔獣「へ?魔境だか魔獣だか知らないけど、そんなモノになった覚えはないよ!で、おっさん達誰?つかココどこ?」
デデデ「あぁー!?誰がおっさんゾイ!とにかく来るゾイ!魔獣!」
そしてデデデは魔獣を引っ張り、そのまま特注車に乗り美術館に・・・
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462 :あめそ
2020/10/05(月) 22:58:47
カービィ「ふぅ、一旦気絶させた・・・あ!デデデだ!ん?誰か連れてる・・・?魔獣か!?」
すかさずカービィが身構えし、メタナイトもギャラクシアを構えなおした。
デデデ「さぁ行け!魔獣マドレーヌ!」
魔獣「ん?今なんと?」
魔獣が怒っているのか不気味ににやけながら言った。
デデデ「は?早く行くゾイアドルdヴァァァァァッ!!?」
デデデは魔獣、いやアドが描き実体化した絵、フォーリーの爆発に巻き込まれた。
エスカル「ヘっ陛下ぁ~!」ドォンッ
エスカルゴンもとばっちりで爆破され、二人共々その場に倒れ込んでしまった。
アド「なんだ、絵のことならおっさん達早く言ってくれりゃよかったのに。」
そういうと、ボロボロになっていたみんなと、倒れているビビッティアに目を向けた。
アド「あー君ら、この筆のやつと戦ってんだね。協力するよ!私はアドレーヌ!」
しかし、みんなは、アドを睨んだままだった。
フーム「どーせあんたは協力しといて、あとで私たちを倒すつもり何でしょ?魔獣だし、とぼけたふりしてるだけじゃないの?」
フームが疑わしく言った。カービィもそれに賛成した。
カービィ「そーだそーだ!」
・・・そのとき、気絶していたビビッティアが起き上がった。
ビビ「ウォォォォビョゥ!」
アド「あ、うわっ!あいつ起きたよ。んでそこのピンクの子名前は?」
カービィ「え?んまぁ、カービィだけど・・・」
アド「よし、んじゃカー君!いくよ!」
カービィはアドについていけず、勢いで名前を言った。そしてそのままビビッティアに向かった。
アド「ペイントクラッコ!」
途端に、アドが絵を描いたのキャンバスからカービィと昔戦った魔獣、クラッコが実体化してきた。
メタナイト「あれは魔獣クラッコの絵・・・やはり貴様・・・!」
メタナイトもアドを睨む。そこにカービィが慌てて言う。
カービィ「わっ!?メタナイト!うしろ!うしろ!」
メタナイト「!?」
ビビッティアがメタナイト目掛けて突進して来る。メタナイトはカービィの声で振り返ったが、ビビッティアの方が速い。このままでは間に合わない───!
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463 :あめそ
2020/10/05(月) 22:59:09
ガキィッ
アド「っ!仮面さん、大丈夫?」
アドがメタナイトを実体化した盾でガードし、ビビッティアの攻撃を防いだ。
メタナイト(私を油断させようとしているのか・・・?)
メタナイトが考えている間にも、ビビッティアは攻撃を繰り出す。
ビビッティア(絵の具の雨!)
ビビッティアは頭の筆を振るい、床に絵の具を撒き散らした。それをフームはカービィに言う。
フーム「カービィ!絵の具を吸い込んで!」
カービィ「はぁぁぁぁぁ!」
カービィは絵の具を吸い上げ、そのまま飲み込んだ。初めて見たリボンとアドは驚いた。
リボン「ちょまっ、カービィサァァァァンッ!?(絵の具ノンダァァァァ)」
アド「えちょっ、カークゥゥゥン!?(絵の具ノンダァァァァ)」
二人は同じようなリアクションをした。そしてそのままカービィは変身。
星の飾りがついた赤いベレー帽を被り、大きな筆を手にした。
カービィ「アーティスト!」
メタナイト「なんだ・・・?見たことがないぞ?このコピー能力は?」
そこにカービィが答える。
カービィ「おお!なんか筆持ってる!」
フーム「なんか誰かに似てるわね・・・」
フームは姿を変えたカービィに呆然しているアドを見てから、言った。
フーム「カービィ、絵描いてみて!」
カービィ「え?」
フーム「いーから早く!ほら!魔獣来てるわよ!」
カービィ達が騒いでいる間に、ビビッティアが筆を振りながら突進して来ていた。フームに急かされ、カービィは渋々絵を描いた。雑だが、ワドルドゥ隊長とワドルディ達を描いたのだ。途端に、
カービィ「うわぁっ!」
絵が飛び出してきた。ペイントもそういう感じだったが、こちらの方が早く、クオリティも高く描きあげられ、ビビッティアといい勝負になりそうだ。
フーム「もしかして・・・・」
カービィ「アドさんの能力・・・?」
フームとカービィはメタナイトに目を向けた。その二人にメタナイトは答える。
メタナイト「コピー能力というものは、周りにいる者からも影響を受けるかもしれないな。」
カービィ「ビビッティア、覚悟しろ!」
アド「よし!目には目を!絵には絵をだ!」
そのまま三人でビビッティアに向かった。
カービィは壁に松明を持ったワドルディを描きまくり、
アドも同じように大量のガソリンを描きだした。二人共大火事起こす気満々だ。
メタナイト(やばいな、この二人・・・)
メタナイトはビビッティアをちょこちょこ切り付け、描く妨害をした。しかしビビッティアも負けてはいられない。メタナイトそっちのけで、ありとあらゆるガラクタを描き、一気に潰すつもりだ。この3人のお絵かきバトルは、早く描いた方の勝ちだ。ビビッティアはなんとか描きあげ、ガラクタを持ってカービィ軍を潰そうとするが───
遅かった。
カービィ達は、炎をいち早く描き終わり、ビビッティアが終わるのを待っていたのだ。そして、火がガラクタに燃え移り、松明を持ったワドルディ軍団と、大量のガソリンが、ビビッティアを襲う。
ビビ「ピギャァァァァッ!!」
ビビッティアがまるごと大炎上。そりゃ、贋作とか一般公開したらそうなるだろ。
メタ、リボ以外皆「ふぅえぅっぅ!魔獣討伐完了!」
炎上させた仕掛人共が叫ぶ。
カビアド「消火ァ!」
そしてすぐさま絵で描いた消火機で消火活動!リアル炎上したからな。そして消火した後には、美術館が燃えカスになっていた。
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464 :あめそ
2020/10/05(月) 22:59:33
カービィ「また壊れたなぁ・・・デデデになんと言えばいいんだか・・・」
フーム「ゴメンね、貴女、魔獣じゃないのに疑っちゃって・・・」
リボン「ごめんなさいです・・・」
メタ「私からも謝ろう。そして、礼を言う。」
アド「いいって!あと、カー君気に入ったし、行くとこないし、これからこの街に住んじゃっていいかな?」
と、カービィたちが噂をすれば、フォーリーの爆発に巻き込まれたデデデとエスカルゴンが起き上がった。すぐにカービィ一行は逃げの体制を取る。
エスカル「はぁぁ!?どーなってるでゲス!?」
デデデ「カービィ!お前らかゾイ!?」
カービィ「ご名答!賞金0デデン~!おめでとう!さいなら~」
メタナイト「ほう、陛下にしては勘が鋭いですね。では!」
デデデ「やっぱりそうか!お前ら全員極刑ゾイ!」
アド「なんでも極刑っていうの、やめた方がいいよ、デデの旦那!んじゃ!」
デデデ「はあ!?なんゾイその呼び方!?極刑ゾイ!」
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465 :あめそ
2020/10/05(月) 22:59:55
フーム「じゃね、デデデ、頑張ってね~」
ブン「これだけやったし、また借金地獄だな!いい気味だぜ!あばよー!」
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466 :あめそ
2020/10/05(月) 23:00:18
リボン「さようならです!」
エスカル「ああ!まて~!せめて、1デデンだけでも払えでゲス!」
エスカルゴンもカービィ達を追い、走っていった。そして、取り残されたデデデ。
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467 :あめそ
2020/10/05(月) 23:00:35
デデデ「そして、誰もいなくなったゾ~イ」
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468 :あめそ
2020/10/05(月) 23:00:46
続く。
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469 :げらっち
2020/10/05(月) 23:01:23
オオっ、長い!今から読む。
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470 :げらっち
2020/10/05(月) 23:04:17
安定の出来。
>>460 カービィがもはやおっさんwww
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471 :げらっち
2020/10/05(月) 23:09:22
>>462 ビビッティアがいきなり出てるけど1レス分送り忘れた?
カー君?
それアルルと…笑
はぁぁぁぁぁ!好き。
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472 :げらっち
2020/10/05(月) 23:12:19
>>465-467 この技法すげーな
面白いし続いてるし素晴らしい
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474 :あめそ
2020/10/06(火) 16:11:55
───デデデ城────
デデデ「スージー!ペイントローラーより強い絵描き系魔獣を出すゾイ!」
デデデがいつものようにスージーにややこしいことをぶつけてきた。それにスージーはこう対応した。
スージー「ペ、ペイントローラーという魔獣は知りませんが、強い絵描き系魔獣なら、色彩魔獣ビビッティアですかね・・・」
エルカル「びびぃ・・・てあ・・・?」
エルカルゴンはこの名前に違和感を覚えた。
デデデ「じゃあ、そのなんちゃら魔獣を買うゾイ!」
スージー「まいどありです!いま送りますね!」
と、スージーは満面の笑みで魔獣をデデデ城に転送した。
たちまち魔獣ビビッティアが城に届いた。ビビッティアは、金色の髪を結び、その髪に絵の具をつけ、大きな筆のような姿だった。
そしてデデデ達は住民に見つからないようにビビッティアをこっそり連れて広場にもどり・・・
デデデ「よし!兵士共!ロイヤルアカデデデミーを再設するゾイ!」
デデデがワドルドゥ隊長達に命令する。
隊長「了解です!アッ!!という間に造り上げます!」ドカドカズカズカトントゥン
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475 :あめそ
2020/10/06(火) 16:12:45
>>474抜けてるのここですか?
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476 :あめそ
2020/10/06(火) 16:15:40
ワドルドゥ隊長たちは、本当にアッという間に造ってしまった。
カービィ「ぽよおぉ、隊長達、すごいなぁ・・・」
カービィがごくりと唾を飲んだ。
デデデ「さぁ、入れ!見るゾイ!本物の芸術を!」
「「「おお~~~~~~!!」」」
住民たちははすぐにぞろぞろと入って行った。そしてすぐ、芸術品を見たカービィ達は声をそろえて驚いた。その絵は、すべてビビッティアが描いたモノだった。贋作も結構あるが、うまいのは確かで、幻想的な絵に目がはなせなくなった。
フーム「デデデ、あんたもまともなの作れるのね・・・」
リボン「私の星では見たこともない芸術ですっ!」
と、フームやリボンは感心していた。デデデは得意になって、そろそろビビッティアを出していいだろと思った。デデデはそーっと、ビビッティアのいる業務室に向かった。
デデデ「エスカルゴン!ビビッティアを出すゾイ!」
エスカル「は、はいでゲス!」
エスカルゴンは承知し、ビビッティアを館内に離した。
エスカル「ゆくでゲス!陛下と私をそこらじゅうに描きまくれ~!」
ビビッティア(グッ!)
ビビッティアはデデデとエスカルゴンにドヤり、館内のそこらじゅうにデデデとエスカルゴンの絵を描きまくった。
フーム「やめて~!」
カービィ「作品にも・・・」
カービィはそう思ったが、そのことは心配いらない。ビビッティアが描いた物は、綺麗に残っていた。しかし、壁や床に描いたデデデとエスカルゴンは、みるみる実体化してきた。そこへ・・・
フーム「メタナイト!?」
メタナイトが駆けつけてきた。
メタナイト「すまない、炎が近くに無くてな、だが、私もギャラクシアで応戦する!」
カービィ「よかった!」
ビビッティアはメタナイトを見つけ、メタナイト目掛けて絵のヤリを飛ばした。
メタナイト「クッ・・・こいつはペイントローラーと同じ能力か、ならば・・・」
メタナイトはヤリを軽やかにかわし、ビビッティアの頭の筆のような髪を斬ろうとした。だが、その髪はとても固く、銀河に名だたる宝剣でさえ傷をつける程度しかできなかった。けれども、ビビッティアはとてつもなく怒り、鬼の形相で暴れだし、危険なモノを次々に描いていった。
爆弾や、サーチレーザー、ロボット兵などを。
フーム「きゃあ!」
リボン「フームさん!」
メタナイトは住民の安全を確保しようと、ギャラクシアを掲げて叫んだ。
メタナイト「皆のもの!一旦外に避難しろ!」
「「「わぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
カービィたちは、壊れかけた美術館の大きなガレキの後ろにかくれ、少し会話をした。
カービィ「ボクは残るよ。魔獣を倒す!」
フーム「私は残るわ。ブンとグーイは外に行ってて。」
ブン「わ、わかった、ねぇちゃん。」
グーイ「ぐい!」
メタナイト「! 危ないぞ。大丈夫か?」
フーム「ワープスターを呼べるのは私だけなんだから、残るわよ。」
メタナイト「────わかった。」
ふと、会話の外から、小さな声が聞こえた。
リボン「あ、あの・・・・」
カビ、フム、メタ「?」
リボン「私も残っていいでしょうか・・・?カービィさん達の戦いを見たくて・・・。それに、あいつがクリスタルを持ってるかもしれないので。」
カービィ「あ、いいよ。そのかわり、気を付けてね。」
カービィはリボンの好奇心に気づき、OKをした。
フーム「メタナイト、いいの?危険なんでしょう?」
メタナイト「いや、リボン殿はカービィに任せよう。」
メタナイトは、そういった途端にビビッティアに向かって行った。
カービィ「フームとリボンは、このままガレキの後ろに隠れて、魔獣やみんなの様子をうかがって。もし魔獣に襲われそうになったら、すぐにボクらを呼ぶんだよ。」
カービィも、そう言葉を残すとすぐメタナイトを援護しにいった。デデデとエスカルゴンは、カービィとメタナイトが戦っているスキに、城にそーっと帰ろうとしていた。しかし、フームに見つかってしまった。
フーム「! ちょっと!あんた達!何逃げようとしてんの!」
デデデ「なっ!?エスカルゴン!急ぐゾイ!」
エスカル「はっ、はいでゲス!」ピューン
フームは引き止めようとしたが、逃げ足の速い二人に、すぐにずらかられてしまった。
フーム「あ゛ー!あの調子じゃ、また他の魔獣を呼ぶ気だわ!ちょっとでも足止めできたらよかったんだけど・・・」
こういう時のフームのカンは、必ず当たってしまうのであった。
[返信][
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477 :あめそ
2020/10/06(火) 16:16:37
>>476
同じ終わり方してもうた笑
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478 :あめそ
2020/10/06(火) 16:21:15
>>470
うちのカービィさんクオリティ
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479 :あめそ
2020/10/06(火) 16:23:09
お詫びとしてですが第九話
「バンダナを巻いたワドルディ」
???「懐かしいな!ププビレッジ!」
青いバンダナを巻いた誰かが、ププビレッジの外れまできて、立ち止まり、こう呟いた。
カービィ「ん?誰だい?」
???「えっ、君は、カービィ!?喋れたの!?」
カービィ「え!?ワドルディ!?喋れるの!?」
二人はそれぞれが喋っていることにとても驚いた。
カービィ「え、えと、君はワドルディ兵士の一人だよね?」
バンワド「いや!バンダナワドルディだよ!ボクはもう個人なんだ!バンダナという個性だってある!それに喋るために城を出て、修業や言葉の勉強をしたんだ!それが終わって、帰ってきたってわけ。ほら、修業でさらに槍の術を磨いたんだ。」
カービィ「はー、なるほど、ボクと同じか。ボクも旅に出て、コピー能力も増えて、言葉を覚えたんだ。そだ、デデデがまた魔獣サイトを見つけたんだよ。今回の方が魔獣強くてさ・・・」
カービィがバンワドに教える。それにバンワドはびっくり。
バンワド「ええ~!?陛下、また魔獣なんかを・・・すぐに行かなきゃ!」
焦るバンワドをカービィがたしなめた。
カービィ「待った待った、急がは回れだ。まず町に挨拶に行くか。新しい仲間も増えたんだ。」
バンワド「だね。陛下のことだし、閣下が面倒見てくれるか。」
二人は並んで町に行った。
町を歩きながら、ププビレッジの住民の一人、ガスにバンワドは挨拶した。
バンワド「やぁ!ガス!」
ガス「ワッ、ワドルディがシャベッタァァァァッ!?」
当然の反応である。ガスはすぐさまほかの住民達に拡散し、あっという間にバンワドとカービィの周りには人だかりが出来た。そしてそれが大臣一家にも伝わった。
フーム「ワ、ワドルディが喋るなんて・・・」
バンワド「僕はバンダナワドルディです!!」
ブン「バンダナ、ワドルドゥ隊長には言ったか?すごいことになるだろうがな。」
カービィ「今から城に行くから、先に挨拶することにしてね。」
カービィがバンワドの変わりに説明する。
カービィ「そだ!バンダナに新しい奴らを紹介するよ!」
バンワド「え~!どんな人かな?」
フーム「3人、いや、正確には2人と1匹ね。」
ブン「けっこ~濃いからな!」
カービィ「じゃ、1人目!ボクと一緒に住んでる友達!グーイ!」
グーイ「ぐい~!」
バンワド「ひゃぁ!ちっちゃいなあ!」
バンワドはグーイの頭を撫で下ろした。次にカービィは二人目を紹介した。
カービィ「2人目は、クリスタル集めを応援してね!この方です!」
リボン「リ、リボンです!」
バンワド「よろしくね!リボンさん!」
リボン「は、はい!」
バンワドは明るく接し、リボンもそれに少しなれたようで、緊張しながらも、ちゃんと答えた。
カービィ「はいっ3人目だ!あだ名の王者!どうぞ!」
アド「アドレーヌでっす!よろしくバンダナ君!」
バンワド「よろしくっ!って、くっ、君付け!?照れるなぁぁ~/////」
バンワドは照れながら挨拶をした。カービィは新しい仲間の紹介を終え、バンワドに城へ行こうと言った。バンワドは了解と愛想よくかえし、カービィとともに城へ向かった。
[返信][
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480 :あめそ
2020/10/06(火) 16:23:28
****
エスカル「大変でゲスよー!!陛下ー!」
エスカルゴンが小走りしながら王室に入ってきた。
デデデ「ん?何ゾイ!!」
エスカル「ワドルディがっ!ワドルディの一人がしゃべってますでゲスよ!」
エスカルゴンの衝撃の一言に、デデデは玉座からひっくり返りそうになった。
デデデ「なっ、なにぃぃっ!?」
デデデは玉座から飛び降り、エスカルゴンの首につかみ掛かった。
デデデ「く、詳しく話すゾイ!大王命令だ!」
エスカル「はいっ!私も兵士の伝言を聞いただけですが、奴は、我が兵士の癖してカービィと仲がよかったとワドルドゥが・・・!」
デデデ「何!?それはけしからん!魔獣を呼んで、反逆罪として引っ捕らえるゾイ!ついでにあのカービィ一味も、全員こてんぱんににしてやらんと気が済まん!」
エスカル「最近契約魔獣も買っちゃって金欠だし、何か物を盗んだり出せる物でもあれば・・・」
デデデ「盗む・・・? !!エスカルゴン!それだゾイ!」
デデデは何か閃いたらしく、エスカルゴンを自分の近くに手招きした。そして、二人でコソコソと何かを話す。
エスカル「ふむふむ・・・ああ~!!やっぱり陛下は、宇宙一の悪でゲスね!」
エスカルゴンはそれが都合の良い考えだったらしく、ニヤニヤと微笑んだ。
デデデ「だはは!そう褒めるでないゾイ!じゃあ、早速スージーを呼ぶゾイ!」
デデデは再び玉座に腰掛け、ジャマハルダコンポレーションのサイトを開いた。
スージー「ご利用お待ちしておりました!ジャマハルダコンポレーションです!」
デデデ「何か物を盗める魔獣はいるか?」
デデデはすぐにこう言った。スージーはそれに応答し、パソコンをいじる。
スージー「はいはい、少々お待ちを・・・出ました!盗みのプロでいい値の物だと、コソドロ魔獣・タックですね!」
デデデ「すぐに送れ!」
スージー「お買い上げありがとうございまーす!魔獣タックは、5000万デデンでーす!」
スージーはそう言い残して、魔獣を送ってきた。
デデデ「おい!ベレー帽を被った小娘の筆を盗んでこい!」
デデデが命令すると、魔獣タックはビシッと敬礼をし、足音も立てずに素早く王室を出て行った。
エスカル「さっすが盗みのプロ。魔獣としても、これは侮れませんね~。」
デデデ「デュハハ!反逆ワドルディの処刑をするのも楽しみだが、あの生意気な小娘のアホ面も見物だゾイ!」
エスカル「やっぱり我が国の陛下は、悪知恵だけは冴えるでゲスね~!」
デデデとエスカルゴンの不吉な笑い声が、王室内に響き渡った。
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