「君は美人だなあ。」
(にゃあ)
「猫に美人というのはおかしいか、美猫かい。」
(にゃー)
「にゃあ。」
(にゃー)
「にゃんにゃん。」
「……さっきから何をしているんだ。」
「…!?!?!?」
野良猫と話していたら大_倶_利_伽_羅に見られた。旅に出ようと思う。
冗談はさておき、らくがきの話。軽率に筆をとるのは良くない、ましてうろ覚えで絵を描くなどもっての外さ。なんて事を言いながら、かなり楽しかったんだが。寧ろまたやりたい程度には。
ただひとつ分かるのは俺と一_期の描いた雪だるまでは到底「れりごー」は出来ないということか。互いに描いたそれと本物を並べるとなんとも言えないこの腹筋への刺激がたまらなくてなあ。本物に似ているどころか、俺と一_期の描いた雪だるまが似ている。
「成程鶴_丸殿、眉毛が足りません!」
いや、確かに足りていない。足りていないぜ一_期、でもきっと問題はそこじゃあない気がするんだ。