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209.宵 の 境 の 神 楽 歌 。
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振\ー\期\ー←
06/29(月) 04:06
では恒例というより最早お約束、貴方の事を少しばかり語りたく筆を取ります。出会いの切っ掛けは伏せるとしてもあの日貴方が眠りに就いたその数日後、後悔の念が思考回路の隅で渦巻いていたのを今でも覚えています。一日限りという枠を破り何故引き止めなかったのか、と。反面そこまで踏み込まなかったのは単純に私が他者と長く関わる事を得手としなかった…繋ぎ止めても待たせてしまう事を鑑みればあの時引き止めなくて正解だったのだと二律背反の思いを抱いていて。
故に探されていた時の驚きは大きく、
言葉を交わせば交わすほど代わりではなく貴方自身に興味と滲むような執着を。貴方はつい最近まで自分をまだ身代わりと思っていたと聞いた時は不謹慎ながら真顔のそれになりましたな、──…口汚く言うなれば何言ってんですかあんた、と。しかしどのような形であれ今はこうして私を大切にしてくださる、それが幸せでもあるんです。噛み痕や口吸いを許してもらえたそれがどれだけ嬉しかったのか…残念ながら語彙豊かではない私では表現しきれんのです。
眠る前、微睡みながら
考える程度に想うのは私と貴方の感情は…所謂方向性は、何処へ向かっているのかと。それははたして重なる事があるのかと最近思うんですよ。それを明確にしたからといって何が変わるわけでもありませんが。それでも探らずにはいられない…単純な興味と結果をこの目で確かめてみたくなるんです。ははっ、悪趣味だなどと軽い悪態が飛んで来そうですな。
──さて、一度筆を置いて休むこととしましょう。
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