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209.宵 の 境 の 神 楽 歌 。
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振\ー\期\ー←
06/29(月) 04:07
西洋将棋のような、
互いに指し合うそれを見ながら穏やかに腹の探り合いをするよう言葉を交わす感覚。大切だ守りたいだと甘い言葉を絡めてもそれを真正面から受け止めるような性格は持ち合わせておらんでしょう?奇遇ですな、私もです。甘い言葉を絡めるも優しい言葉で牽制をしてまだまだ互いの本質を晒すには足らない距離は時間と文の数で継ぎ接ぐ。
願わくば、喉に
歯を立て声帯を刺激したい。拷問興じに愉悦を見出すほどではありませんが貴方の声が苦痛を伴い吐息混じりに私の名を呼ぶこと、それは刀としての本能が与える快楽よりも甘く、依存性が高く。殺されたくはないとその口が告げる限りは実行しませんが…さて、私の痩せ我慢とやらも何時まで続けられるか楽しみですな。──…冗談ですよ、ははっ。
そんなことより
貴方に帰城の挨拶をせねば。…今は少しばかり気が高ぶっているのでもう少しだけ熱を冷ましたら、というわけにはいきませんね。さて如何したものか…こんな状態で貴方の前に姿を出し上手く上品に笑えれば重畳、というやつです。……さあ、今宵言葉を交わせる事ができた時どんな風に私へ甘えてくれますか?
微睡み伴う貴方の、
私への糖度は三割増といったところですね。しかしこれだけの甘い言葉を連ね重ねても私と貴方の関係性を明確にする為のものはない、それはある意味幸せなことかもしれません。──…ただ、互いの優先順位が高いことだけは明白だ。私との時間を睡眠に取られたくないと仰る姿のなんと愛らしいこと、思わず緩んだ口元を隠してしまったくらいには動揺したんです。
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