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288.それは仕様です
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へ*し/切/長/谷*部
08/03(月) 02:51
あいつは何でもかんでも言葉にする。
溢れんばかりの好意を言葉に変え伝えてくれるのが、俺はたまらなく好きだったりする。
あいつの言葉が、声が、態度や仕草が、その気持ちが好ましい。
俺は元より態度も言動も良くはない。良くはない、どころか悪い、頗る悪い。
それは恋仲になる以前から今も変わりなく、あいつ以外に対しても当てはまる事だ。
言葉にもしなければ、照れくささや気恥しさに負けてあいつの真っ直ぐな瞳から逸らしてばかりだ。
そんなもの、誰が好むと言うのか。
好意に対して顔を逸らす、至極最低な態度を取っている自覚はある。
例えそれが恥ずかしさや照れからくるものであったとしても。
それが、やつはどうだ。
俺が顔を逸らす事が愛しい、と言った。
顔を逸らしただけで、あいつには全て見透かされているような気分だった。いや、実際見透かされているんだと思う。
きっと俺の顔を逸らす理由もわかっている。
その瞬間、どうしようもなく胸が暖かくなったのはもうしょうがない事だろう。
好きだ、と思う
俺はきっとまだあいつに片手で足りるくらいの言葉しか伝えていない
あいつはきっと両手で足りないくらい伝えてくれているのに
好きだ、愛しい、可愛い、格好いい、側にいて欲しい
伝えたい言葉は色々あるんだが、どうもそれが口をついて出てこない。
あいつを目の前にすれば悪態ばかりだ。
そして暫くは、素直にもなれそうにない。
それでも、あいつのそばにいたいんだ。
自分の感情すらうまいこと表せない事を知った。
いや、元々自分の内心や自分の事を誰かに話すようなタチではなかったからそのせいだとは思うが。
これが、あれか。主がこの前歌っていらっしゃったんだが
壊れるほ~ど愛しても~3分の1も伝わらない~
ってやつか。俺にぴったりすぎる。
>ねむい、まぶたが閉じそうだ
>す
>いきなりかっこうわるいだの言い始めた理由が気になる
>直接言ってもらえると言う安心感
>ねむい
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