主が嘆いている。
涙目鼻声だったからよく聞き取れなかったが、でぃぬになんどという利発な鼠の治める国で遊興する予定だったらしい。
長.谷.部が手伝ってはいるが、戦況報告や予算申請はともかく俺達の評価に関しては立ち入れない部分であるため、要するに独りでやらざるを得ず、終わらないと。
余り根を詰めさせるな一服させろとあれに言われて茶菓子を運んだ折に語られた。
そして涙の跡のついた紙切れを押し付けられた。鼻水かもしれないが。率直に言って重い。
しかしその話をしたらあれが大層乗り気になったため、華麗に掌を返して行くことにした。
時は週末、舞浜の記憶。待て、次回。
そういえば、現代に飛ぶのは初めてだ。鶴.丸が現代に行ったら目立つから着物を替えろと言っていたな。後で申請してぱここんを触らせてもらうとする。