まろびでる紡ぎうた

誰かと寄り添って眠るのはいつ以来だろう。休憩しててたまに国＿俊と一緒になって寝ちゃう、なんてことはよくあったけど。
背中に腕を回して、回し返されて。温もりに包まれながら寝れるのは、どれくらい久方かな。

暖かくて。柔さが心地よくて。
微睡むその時間すら、夢のなかのような感覚。

ねぇ、こんなに気分の良い眠り方は本当に久方なんだ。
こうして人の身を得たからこそ、出来ることなんだよね。

…俺のこと、もっと呼んで。蛍、って。
そう呼んでくれるのは、あなただけだから。

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俺がこんな形だから、これで大＿太＿刀？ってよく言われるし、あんまり気分の良いもんじゃないのはわかってるんだけどさあ。
…薬＿研って本当に短＿刀？え？

いや、そりゃ俺より背はあるよ、背は。でもさ。なにあれ。漢前過ぎるでしょ。
鶴＿丸なんか目じゃないくらい、その懐の広さに改めて驚きをもたらされた、そんな明け方。おやすみなさい。