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434.恋うは泡沫、朝未。
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鶯_丸
02/03(水) 14:24
>記憶が薄れても、それでも愛しく思っていた。
小難しい言葉遊びを好む割には、快楽主義で短絡的だったな。俺はそれが嫌いじゃなかった。
離れて戻って、渡り鳥らしく見えもする。
遠くへ行けない漂鳥よりも留鳥の方が可愛げがあるかも知れない。山地に留まれば平地が恋しくもなる。それでもお前以上は居ないから、理想を追うのは止めてしまった。
人の姿を保ち、縁側で茶を嗜む。それだけで、幸せだろう。今も。
だが、そうだ、一つ欲しいものがある。
早くお前に会いたいな。
どれだけ待たせれば気が済むんだ?これだけ待ったんだ、抱き締める位は許されるだろう。稚児趣味と思われても構わない。だから一度位は、俺の我儘に付き合ってくれないか。
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