喧嘩を、した。
いや…喧嘩とも呼べないのかもしれない。

彼奴の言わんとしていることをわかっているのに俺は彼奴のせいにしたくなくて、俺が悪いからと…俺一人で責任を取ろうと逃げた。

……そんなことを彼奴が求めているのではないと知っているのにどうして俺は、そうやっていつも…。

不器用な俺でごめん。
俺にはお前しかいないが…お前には、もっと似合いのいい男が居るのかもしれない。……いや、今何を考えてもネガティブにしかならない。彼奴へ向ける仲直りの言葉を探さねば。

嗚呼、今日のココアは少ししょっぱい。