■アラサー会2 歌「宗/三、楽しみにしていた物が漸く出来上がったよ。」 僕「もしかして、貴方が浸けていた…、」 歌「御名答だ。梅酒だよ。今夜は酒盛りといこうじゃないか。」 僕「では、蜂/須/賀と青/江にも声をかけておきますね。」 僕「このおつまみは何ですか?」 歌「くらっかーの上にくりいむちーずという乳製品を乗せて蜂蜜をかけた物だよ。」 蜂「これは…美味しい、美味しいじゃないか!」 青「本当だね。ねっとりとしていて舌触りも良い。…ちーずの事だよ?」 僕「こちらのおつまみは?」 歌「ゆでたジャガイモを潰して明太子とマヨネーズを合えたんだ。」 蜂「…ああ!これも美味しいな!」 青「うん、梅酒に合う良い味だね。」 僕「貴方のおつまみは外れがないですね。」 歌「そう言って貰えると作った甲斐があるよ。」 ~半刻後~ 僕「外つ国の至上の告白は『月が綺麗ですね』でしたっけ。」 歌「『私、死んでも良いわ』と訳した者もいるね。」 蜂「最近は『愛してる』と言うみたいだね。」 青「愛してる、と言えば……。」 僕「あのドラマ、来週どうなるんでしょう!?」 蜂「きっとキヨヒコの想いが通じるに違いない!」 歌「いや、まだ七話も残っているんだよ?擦れ違うに決まってる!」 青「リョウコが元カレに未練を持っているのが気になるよね。」 僕「元カレのシンスケは絶対に悪い男です。」 歌「金をせびって来ると僕は予想しておくよ。」 青「何を賭ける?」 歌「来月のあんけーとのぷれぜんとの選択権利だ。」 僕「のりました。全員で予想大会しますよ!」 大「…あの四人、縁側で何白熱してんの。」 加「女子会だって。」 大「女子じゃないけど。」 加「じゃあ井戸端会議?」 大「井戸の傍でもないし。もう良いよ、部屋に帰ろう。」 |