日記一覧
494.犬に関する覚書。
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17 :へ_し_切_長_谷_部
09/22(火) 20:39


折角非番が重なっているにも関わらず、指輪を買いに行く事もせずあれを甚振るばかりの自分に自己嫌悪を感じている。何をしているんだ、俺は……主、どうぞ俺をお叱り下さい…!
思っていたより敏感なあれは、すぐに美しい瞳を蕩けさせて甘えた声を上げる。それが楽しくてつい手を出してしまうのは、俺の性格が悪いせいか。あれが拒まんのも悪いとは思うが、拒まないと分かっていて手を出す俺は、もっと悪いんだろう。色を好むとはいえ、節度を持つべきだ。次からは気を付けなければならんな。

俺があれに何度も甘味を買っていくのを見ていた主が、お前は犬みたいだと思っていたが、存外猫のようでもあるな、と仰った。意味が分からず失礼を承知で問い返すと、猫は愛情表現として獲物を飼い主に運ぶ事があるらしく、俺が甘味をあれに渡す姿がそれに重なったらしい。
なるほど、あれに食べさせようと思って買っていく甘味は、猫の愛情表現のようなものと主には判断されているのか。ただ食べさせたいと思っていただけだが…確かに間違えてはいないのかもしれん。それが愛情というものなのかは俺には判断出来んが、あれを喜ばせたいと思って買っていくのは確かだ。



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随分と手荒に扱っている。肌を舐り、無理矢理突き立て、噛み付き、辱め、暴き立て、……そんな事をされて甘く鳴くあれに、どうしようもなくそそられる。嫌だと泣きながら善がる姿に興奮し、痛みや羞恥を与えて楽しんでいる。俺の趣味は悪い。自覚しているが、…あれを嬲って高揚している自分は、本当に趣味も性格も悪いな、と思う。
……自制。自制、を、覚えなければならん。いや、覚えているつもりだが、閨事になると忘れるのをどうにかしなければ。色に溺れるなど、あってはならん事だ。

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