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532.しれば迷いしなければ迷わぬ恋の道
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和_泉_守_兼_定
09/17(木) 09:59
昨日のうちに書けなかった、四日目。
昨日は朝からバタバタしちまって任務から帰ってきてからやっと、アイツの声が聞けた。朝、出陣する時は別々だったが、終わる時間が同じだったみてぇだ。
それから、他愛のない話して非番が被る事が多いことに気づいた。これから非番の日は、アイツと一緒に過ごそう。万屋に行くのもいいな…。
予定があろうが、アイツを考えて早く帰りたいと言い出すのは、安易に想像できる。我ながら惚れすぎだろ。
ただ、この幸せを感じると同時にお前は、俺とのこの時間を楽しんでくれているのだろうかと不安になる。
疲れて帰ってきているのは分かる(月曜日あたりから既に疲労していた)から、俺で出来るならその疲れを癒してやりてぇと思う。けれど、そのためには俺に何が出来るだろうか。アイツが望んでるもんは何だろうか？
そればっかりが頭ン中をぐるぐるぐるぐる…。
もどかしい。
今日は、朝の挨拶を聞けなかった。それでもアイツは、ちゃんと帰ってきてくれると信じてる。
お前の言葉を信じてるからな。
雨も降っているし、アイツの為に夜は手ぬぐいと風呂でも…って風呂…風呂の沸かし方、誰かに教えてもらうか。
とにかく、早く帰って来いよ国_広。
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