日記一覧
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56.対極の華
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283 :
山:姥:切:国:広
05/01(日) 00:01
#【一年】
「きっと当たり前のように季節を一巡りする」
あんたから言われた口説き文句のひとつだ。
一巡りして、それでも尚手を繋いでいたいのならきっとあんたは変わり者だ。多分俺はそう返した。
一巡りもすればお互いが必ず見えてくる、雑なハリボテなら余計に。俺は雑なハリボテだらけだった。
この一年、常に嬉々として手を繋いでいられたかと言えばそうじゃなかったな。(当たり前だが)
お互いに苦しんだ、泣いたこともあった。それでも、繋ぎ直した。
兼:定。この先あんたが俺だけに向けた感情だけでなく、全てのものを抱え隣を歩いてくれるなら、あんたの全てを愛したい。一年前のような激しい熱情ではないかもしれない、もっともっと…ゆっくり触れるように愛していく。
どうかこれからも宜しく。
(だが富籤は程々にな)
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