日記一覧
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111 :
鶴_丸_国_永
10/19(水) 00:42
うーん…。
いや、準備は万全だった。心構えも出来てた。
だがなあ、俺は……というより俺たちはああした煙に巻くような対応がちと苦手でな。すっかりその気がなくなってしまった。
同じ主でもこうも刀によって違うのは、君たちの主の手腕に違いないのだろう。そして、俺が惚れたのは君一口だけなのだと痛感する。
傷つけただろうなあ。
だが俺もどうも……''傷ついてしまった''らしい。胸がじくじくと痛い。驚きだな。
鶴*丸*国*永という刀は暫し封印か。まあ墓に入っていた頃よりは明るく、生命の気配も感じられる。悪くはないな。明日、外交担当から謝らせようじゃないか。
10190807
嗚呼、違うか。
本音を言えば少しだが、大事なものを馬鹿にされたような気がしたんだ。たとえ一夜限りの関係だとしても、心と礼を尽くすのが俺たちの流儀。それを鼻で笑われるのは我慢ならなかったし、違う刀同士が恋仲になって久しいとはいえ、俺たち自身はさほど互いを知っているわけでもない。俺からすれば一夜の関係とさほど変わらん。それなのに……と。
まあ君たちからすれば鳩が豆鉄砲食らったようなものだろうか。申し訳なかった。
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