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575.iは存在してはならない
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140 :
鶴_丸_国_永
05/30(水) 01:48
主に命じられたこと以外、なにも手につかん。
万が一を考え捜索願いを出してみたが、出会ったここも封鎖されて望み薄だ。
実際のところなにが真実なのか。
無意識に傷つけていてとうとう嫌気がさしたのか(それなら存分にあり得る)、通信機器の異常か(ならば他の奴に借りて連絡すればいい)、忙しいのか(繰り返し文を送ったんだ、一言はあるだろう)、主殿になにかあったのか(確率的には低い)……。
苦しいな。胸がずきずきする。ああ、目に見える傷などなくても人の身は痛みを感じるのか。こりゃ驚いた……。
だから君の手を取りたくなかったんだ。
置いていかれるとわかっていたから。
いつか主同士友人にと、きっと叶わないだろうと思いながらそれでも願いを込めて約束したが、予感は的中といったところか……。
それでもまあ、あり得ん救いを思い描いちまうのは君が好きだからだ。
一目惚れだが、その頃よりも今は何倍も君が好きだ。
だからそんな大切な君を慮ることが出来ず、こんな結果を招いたこと、申し訳なく思う。
謝罪と感謝を伝えたい。叶うなら君の未来を言祝いで祈ろう。
君にもらったものを君に返そう。
少しの間だけ待とうと思う。
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