日記一覧
┗
575.iは存在してはならない
┗142
142 :
山_姥_切_国_広
07/10(火) 03:41
週末はあんたを抱いて、それこそ許されるぎりぎりの時間まで一緒にいた。……というのに、いまはぽっかりと穴があいたようだ。
……多分寂しいんだろう。この先のこと……あんたとのことじゃなく、主自身のことを考えて不安がつのってしまった。どの選択肢が正しいのか、選んだものは本当に正しいのか、わからない。愚かな問いだとも思う。幸福な道を誰かが知る筈もない。俺にだってわからない。出来るのはただいつかの未来に振り返って、間違いなく自分の責任で選択したのだと、覚悟をもって選んだんだと、そう納得できる事実を残すことだけだ。過去を悔やんでも変えることはできない。いま歩く道が未来となるなら、前を見据え進むことこそが俺に出来る唯一のことだ。
……そうわかっている。それでも時折ふと不安になる。足元がぐらつくような気がする。
先日の視察もいけなかった。心を引っ掻き回された。ここまで心乱されるとは思っていなかった。それから心も身体も浮いたようで、どうもうまく戻ってこられない。
あんたの布団に邪魔をする。よく眠れているだろうか。
[
削除][
編集]
[
戻る][
設定][
Admin]