ちくたく。ちくたく。君との日々を思い出しつつ、一枚ずつ丁寧に破り捨てる。だけど、たった一枚だけ破けなかった頁があるんだ。何だか面白くもないのに笑ってしまった。僕は生きてる。散々君を繋ぎ止めたくて喚いたくせにのうのうと日記を書いて、息をしている。やっぱりねって君は思うかな。