日記一覧
650.喫煙所
 ┗131

131 :燭/台/切/光/忠
02/16(火) 00:29

ヒロ君からもらったチョコレートの箱と睨めっこしている。
ヒロ君が作ってくれたそれと、買ってくれたものの、2つ。周りからも本人からも日持ちしないと何度も言われて、食べるようにと釘をさされてもなかなか勿体なくて食べることが出来ないでいる。とある日にヒロ君が買ってくれた西のお菓子も賞味期限ぎりぎりまで飾ってあった。
去年の暮れにヒロ君がくれたお菓子はまだある。
こないだもらった飴
食べてくれた方が嬉しいと言われたし、その気持ちは僕だって分かる。でも勿体ないんだもん仕方なくない!?
普段料理をしない彼が、遅くまでの出陣で疲れた身体で厨に立って、僕の為に作ってくれたと思うと食べるのが勿体なくてどうにも。
何を貰った、というよりは、ヒロ君が僕のために用意してくれたことが嬉しい。
大好き。大好きだよ。


ところで当日渡した時にさ。「あんたの唾液とか入ってたとしても俺は構わない」とか言われたわけなんだけど唾液も血液も髪の毛も入ってないからね。普通に普通のチョコレートケーキだし、そんな怪しいものなんて混入させてない。
というか、血液は寧ろ噛み付いて啜ってもらいたいし唾液は直接ちゅーしてる時にで構わないし髪の毛は舌触りが良くないから論外。







メレンゲを立てて、他の材料と合わせて。焼きあがったスポンジに竹串を一度通す。
不格好に膨らんだ部分を落として、粗熱が取れてからガナッシュを重ねる。その間ずっと、ヒロ君のことを考えてた。
花が好きな彼だから、花を贈っても良かったと思うんだけど、今年はチョコレート。甘くて舌の上で溶けるような愛を君に。


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