スレ一覧
┗1541.木漏れ日は刹那(保存)(28-37/46)
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37 :
ゾム
2023/02/25(土) 10:42
太陽のメタファーを抱えとることに気付いた。何年後に燃え尽きる光なんやろって、それももう予測でしかなくて、賞味期限長引くといいなって友人の声が響く。お前がそれだとして、俺は惑星にはなれへんって本当は思っててん。せめて一瞬の邂逅くらいは許されるよな、ってまた、日陰で書いた原稿を燃やす。さよなら、昨日の俺。毎日必ず朝が来るから、太陽が月ごと夜を燃やしてしまうんやって、お前は知らんまま生きといて。
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36 :
ゾム
2023/01/26(木) 10:14
本棚を作るために目を向けた先で、ぱっと匂ったのはひんやりとした夜の香り。いつも見つけるのは光やったけど、今回見つけたのは暗闇みたいな藍で、正解とか不正解とか、どうでも良くなった。弱い酒に溺れて口にした言葉を、お前はただ生真面目な顔をして受け止めた。これが始まりで、俺たちはいつか死ぬ。
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35 :
ゾム
2023/01/26(木) 10:06
>>28
な、友達にすらなれへんかった。塵は積もっても塵やねん。山になっても、花は咲かない。>>13 確かに愛やったな、裏切り。お前を好きなままでいたかった。そのために必要な空のアルバムを用意するために、別の手が必要やった。それだけやで。全部全部、綺麗に終わらせよう。
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34 :
ゾム
2023/01/22(日) 19:12
俺のしたいことは「嫌や」って断ったよな。どこが好きなん?分からへん、なんて聞くやつおれへんで。俺を放り出して歩くところも、やりたいことは遠いし嫌やって言われたことも、全部。それじゃあ俺はお前の空いた場所を埋めるだけの、興味深い玩具なんやろうか。結局好意が成り立つんは、ある程度の需要と供給やんか。やから、それで、俺は何が嫌やったんやろ。そうやな、お前とは合わへん価値観が多すぎたところやろな。
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33 :
ゾム
2023/01/07(土) 19:01
海を見た。お前を生かしてきた海は、深くうち沈んだ色をしてそれはもう綺麗やった。
連れ出したい俺の手と、連れ出される気のないお前。いつも歩幅を合わせる俺の、寂しいって心には気付かれへんのやろうな。変える気はないけど、変わる気のないやつに付き合っとる暇もなくて、それでも指先を通る髪は靱やかやった。泣きながら寝た俺の事を、朝起きたお前は覚えてへんかったな。
それが全てやで。人生、覚えとる事が全てやから、おまえなんて俺ごと忘れてしまえ。
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32 :
ゾム
2022/12/28(水) 00:23
何もない、って言説だけちかちか光って、イルミネーションみたいやった。あるからないのに、ないだけが存在することなんてあるん?それがありえないから、手のひらをふたつくっつけて待ってる。冬のシチュー、朝の日差し、お前に渡すための一杯の綺麗な雨水。顔のないものになりたいんやけど、お前は俺に触れてまうんやな。あーあ、もう戻られへん。
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31 :
ゾム
2022/12/15(木) 23:22
確かに、好きやったところは全部消えうせた気もしてんねん。お前のどこが好きなんやろな、俺。分からへん。冷えた空気を吸った肺に、お前への愛情はほんの欠片しか残らへんかった。もう自分しか愛せへんような、綺麗な完結の仕方を丸なった、っていうんやったら、地獄でも一人で行ける気がする。あかんな、あかんのかな、もう。
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30 :
ゾム
2022/12/15(木) 23:14
手のひらの上で一向にあったまらへんガラスのグラス。口溶けのええ言葉をお前はくれへん。俺が何も話されへんから。
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29 :
ゾム
2022/12/02(金) 20:47
あかんに決まっとるやん。結局辞める気なんてないくせに、口だけは達者なんは許して。俺なあ、やっぱり踊り場がやめられへん。光を浴びたあの瞬間によく似たお前の色が網膜を焼いて、目の前に有るのが盲いた幸福やったとしても。おれはおまえの声がいい。
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28 :
ゾム
2022/11/29(火) 06:42
>>27
わかる。ほんまに許せへんよな。もう俺ら友達やったらあかんの?
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