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182 :
忍足謙也
2009/08/03 09:30
浴衣に身を包み御前と二人で咲かした色鮮やかな炎の華。勿論締めは線香花火やったけども、あのポトッて落ちて終わる終わり方はちょっと寂しいて思うねんな、俺。せやからほら、哀愁満ちた心は隣の温もり求めるんが自然な流れやろ。て言い訳。ホンマの締めは御前、やってん。メインは最後に取っとくモンやろ？なんてな。うん、やっぱり俺は御前と戯れるんが好きやねんなぁ。一緒に過ごす時間は楽しいて楽しいて、せやけど其の時間は直ぐ過ぎてしまうんよな。
短冊に願うには時期外れやし、流れ星なん其ないタイミング良く流れへんから。せめて、線香花火が途中で落ちんと燃え尽きるまで。
御前と少しでも長く一緒に居れますように。と。
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