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途中下車
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235 :
忍足謙也
2010/08/30 13:44
晩夏と言えど夏が終わらんのやないかて思う程に残暑が厳しい。其れでも夏休みが終わると何や寂しく思うんは毎年の事。そして休みの最後に宿題に追われて焦るんも毎年の事。
七夕
短冊
蛍
花火
夏祭
かき氷
たこ焼き
今年の夏も密度の濃い夏やったんやないかな。
行き先も告げられん儘彼奴の漕ぐチャリの後ろ乗って。初夏の風が気持ち良かった。俺等の住む街から少し離れた場所。結局眠気に負けて彼奴の背中で寝てもうて景色見れんかったけど、また今度、連れってくれるやろか?
それから、七夕。二人で一緒に短冊書いたな。何色の短冊に書くか、俺が答えるよりも先に俺の回答先読みされとったなぁ。彼奴の願い事やのに俺の名前ばっかやった。ホンマ阿呆や。阿呆蔵ノ介。1個ぐらい自分の願いも書けっちゅう話や。俺が其の願い叶えたるから。なんて、俺の出来る範囲内で、やけどな。
そう言えば彼奴ン家で花火するん恒例になってる気ィする。今年も庭で騒がして貰いました。花火の光で文字書くなん俺も大概阿呆な事しとるな。うん。
夏祭りは青と赤のかき氷とたこ焼きを彼奴の奢りで。屋台に並んどったら無性に食いたくなるモンやでな。ブルーハワイを何で彼奴に渡したか、て、そんなん、彼奴の舌青くなるん見たかったからや。で、俺は安全なイチゴ。(…)人気の無い穴場で花火見上げるんもそこそこに、メインディッシュを食いそびれた気がしてならん。俺の主食はたこ焼き?それとも、…―。
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