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春眠
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166 :
仁王雅治
2008/07/22 00:30
此の眸は御前を映す為の、
此の耳は御前の声を聴く為の、
此の唇は御前への曖を囁く為の、
此の指先は御前の熱を感じる為の、
#(伝えられる御仁が、若し、目の前に居たら、)
君と俺との駆け引き、女神は双方どちらに微笑むか。
何時か言われた事が有る、御前は掴まえ様と手を伸ばしても直ぐに目の前から消えるから掴まえる事すら出来ないと。
嗚呼、其れは大間違い。羽衣さえ掴ンで離さず居て呉れたら、俺の心の中に潜む恋多き天女は天空に舞う事すら出来ぬのだから。
抱き締め合う熱が、やけに熱い、
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