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春眠
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178 :
仁王雅治
2008/07/31 18:45
照り付ける日差しが痛い程眩しくて、掌を翳し其れを遮れば視界を覆う影に目蓋を落とす。
影の隙間を走り迫り来る此の言葉に出来ぬ感情に込み上げる程の何かを憶えて、呼気を一つ。
若しも、御前が真っ暗闇に囚われ聴覚を奪われたと同然に成っても、俺は御前の眸に成って、目映い陽光には成れず共煌びやかに輝く月光に成り、静と見守るから。
幾等距離が離れ様と、例え口唇を奪われ言葉が紡げない声の失った人魚の如く成ろうと、心は常に傍に、遠い距離から御前を照らし続ける月に成る。
俺は至極弱い存在、其れでも此の弱さを強さとして受け止め、此れからを進ンで行きとう。
様々なモノに付き纏う恐怖、其れは御前が与えて呉れた光で明るく照らされるから。
何時も有難う、俺の大切な心から愛する友人へ――、
心から愛する友人には素直に伝えたい、好きだと。
其れは恋人にも同じ。若し、素直に成れず虚勢を張って仕舞うのなら、其の虚勢は恐怖や躊躇い。其れを一歩踏み出す勇気を持って、最高の笑顔とスキップで一歩踏み出して見ようか。
# さァ、ホップ、ステップ、ジャンプ、!
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