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春眠
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341 :
華村葵
2008/12/06 16:23
最初で最後の姿身だと或の時決心した筈なのに、亦私が此処に文字を綴る事に成るだ何て憶わ無かったわ。考えて見れば御盆明けに一筆滑らせた丈、大人には大人の世界が有って其れは子供には分からない。だから、深層な理由を求める様じゃ未だ未だって事よ。分かるかしら。つまりは気紛れ。
懐古、教職を目指して大学へ通って居た頃年下の彼へ恋をして居たわ。何時の間にか私の心の隙間に入り込んで来て、其の無防備な笑顔を浮かべながら丸で細波の様に。寄せては返り、返っては寄せて。駆け引きに乗せられたのは私、乗せられる事すら甘美な響きを覚えて、大人の世界では味わえない新鮮さに惹かれて居たの。
本屋へ出向き、彼の嗜好する御菓子を作ろうと本を手に取って。幼少の頃嗜んで居たピアノで一曲何かをと思い楽器屋で一冊の楽譜を手に取って。此れ程迄に渾身を注いだ相手は存在し無かった気がする、懐かしい思い出ね。(未だ、思い出に出来ない私が此処に居たとしても、)
君と見.るこの景.色があるならば何.もいらない
君がいな.いこの景.色は雪の中で見.る止まった世.界
グラスの中へと、ネックレスを沈めた。
浮遊して呉れたらと想うのに、其れは水力に抗い沈んで行く。水中では、其のゴールドが哀しく光るばかりで、無情ね。
( パレットに並べた色が、喩え寒色だとしても、 )
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