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春眠
┗383
383 :
丸井ブン太
2009/02/05 16:23
部屋に幾つも有るカレンダーを思い出したかの様に二月に変え、何故か脳裏に巡るのは一年前の事だった。日々暗闇で唯時間が過ぎ行く昨年度は余りに酷で、肉体的にも精神的にも解放された現在とは雲泥の差。明確に、今の俺は至福に包まれて居る。
此の頸筋に残る夢見の証が、懇願し乞うて恋いて、模して。王子、俺の紅色彩に夢を馳せるなら俺の手で御前にも紅を灯させて。然う、王子が姫を忘却しない様に。
其の半分冗談=半分本気を此処に実現させて欲しい程に。夢路の花畑だけじゃ不足する貪欲な俺を満たして、王子様。
一 人 じ ゃ な い か ら
ワ タ シ が キ ミ を 守 る か ら
何時だって、然う何時だって。
何もかもが俺で、生涯心底愛した存在が俺なら何故手を離したンだろう。何故離さなければ成らなかったのだろう。夢路へ旅立つ術が有るなら未来現在でも無くて。
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