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春眠
 ┗477

477 :仁王雅治
2009/10/11 21:20



喩えば、俺に残された時間が一日だとしたら目蓋を落とす瞬間は彼奴の腕の中が良ェと、切に思う。

差し込む光に照らされて微睡む最中に愛しい体温。一瞬、夢なのか現実なのか狭間で右往左往する中で確かに此の身に感じる熱を強く強く抱き寄せた。漆黒の髪糸に通った鼻筋、長い睫と凛と通る声音、一つ残らず手離すまいとした独占欲を向けて、唯只管に。
(嗚呼、淡白と言われ続けて居た筈が彼奴の所為で如何やら俺自身が変わっちまった様、)


───…愛しの女王様、貴方の赴く儘に。望む事が有るなら、俺が一身で叶えて差し上げましょう。

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