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春眠
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495 :
丸井ブン太
2009/11/18 01:01
部活終了後に部室で着替えて居たら皆の話題が流星群で持ち切りで、然う言えば今回は当たり年だってニュースで言っていたのを思い出して思わず意気込む俺。其れでも自室の窓から夜空を見上げるのは難しくてランニングがてら天体観察でもと思って居た矢先、意外にも仁王の食い付きが良くて其の流れで彼奴ン家に勝手に御邪魔。久々過ぎて、妙に畏まったのは此処だけの話、な。
他愛の無い話をしつつ、オプションは勿論チョコ様を食いながらの観察だ。流れ星が流れたら何を御願いするかを聞かれ一瞬にして脳内に巡る幾つもの願いに俺自身が戸惑って、整理してみると結局は彼の子の事で一杯だった。彼奴が毎日笑える様に、困難を乗り越えて行ける様に、寂しさに負け無ェ様に、体調を崩さない様に。結局は心配性な俺の小さな願いに近いケド、其れが一つに成れば大切で重みの有る願い事に成る。勿論彼奴の幸せを組み立てるのが俺で有って欲しいから御互い今と変わらず幸せで居られる事が何よりの願い。
俺の幸せを作って呉れる子達へ、幸せの一部を有り難うと星空を見上げながら変に感謝しちまって隣に居る彼奴にも普段は素直に為れ無ェケド感謝の気持ちを其の儘に伝えてみると思わぬ言葉が帰って来て此れ亦驚愕の嵐。思わず涙腺が緩む程、…嘘。保証して呉れた様に、俺は一層御前に其れを願ってやまねェよ。(何時も、サンキュ。)
> 流れ星を見付けたら、皆は何を願いマスか?
眠れない夜は、星の数を数えながら眠れたら良いのに。此処最近は快眠、つうか睡魔が酷ェ、睡眠不足。(矛盾、)
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人間其々、持ち様が違い過ぎて思わず枕に顔を埋めた。気持ちの高低さを意識した訳じゃァ無ェ、自分自身形の有る物を求めた訳でも無い。唯其れでも彼の言葉を受け止めて欲しかった丈。何してンだ、情け無ェの。デジャブ、何時だって燻る感情を持て余して深い場所で投げ出す。思わず、其の腕を引っ張って引き止めた胸板で―…涙した。嗚呼、無情なジュリエット。早く其の仮面を脱ぎ捨てて素顔を見せて欲しい。
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