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春眠
┗86,180,187,230-232
86 :
幸村精市
2008/06/10 11:58
今日は火曜日、我がテニス部は基礎練習。何事も基礎は大切だが時には個々の練習試合が必要。昨日のミーティングで丸井と赤也が試合したいと喚いて居たから明日は基礎練習と練習試合を両方行なおうと憶う。
そう、数日前に両親の結婚記念日と云う事で鉢植えの花が届いたンだ。今は庭で燦々と太陽の光を浴びて居る。今は梅雨の季節だから恵みの雨に当たって少しでも其の華やかさで俺等を魅せて欲しい所だ。花を見て居ると如何してこんなに心が落ち着くのだろうね、俺は少なからず癒しを求めて居るのかも知れない。
嗚呼、休み時間隣のクラスからやけに騒がしい声が聞こえると思ったら丸井と仁王だったよ。と言えど一方的に丸井が話して居たけれど、相変わらずだね。さァ、俺もそろそろ重い腰を上げてする事はしないと、部長としての仕事は溜まる一方だ。弦一郎に相談をして来よう。
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180 :
幸村精市
2008/08/02 22:48
脳裏に過る様々な残像が痛く、あの暑い夏が丸で一瞬にて過ぎ去ったかの様な感覚で。
緑色の聖地で駆け回る一時の瞬間が懐かしい。王者たる者、常に心身共に健常で、強く聳える程に勇ましく居なければ成ら無い。
其れでも、人間が持ち合わせている強さも弱さも受け入れられる本当の強さが欲しい。
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187 :
幸村精市
2008/08/05 21:38
或る地方では八月七日が七夕の日らしく、一ヶ月遅れの織姫と彦星の逢瀬が天の川で行なわれると訊いた。毎年、七月の七夕の天気が悪いのは二人の逢瀬を見られまいとする為らしいが、若しかすると七月には本当に会えず八月に漸く我慢の末逢えるのかも知れないと思った。一ヶ月は、一年の内の12分の1だけれど待つには相当の我慢を要する。俺は、柄にも無く八月の七夕で一年の寂しさを我慢出来る程の愛情を交し合って欲しいと願う。
と云えど、恋人同士と云うモノは逢って居る時の時間は一瞬、待つ時間は延々。加えて、幾等愛情を充電しても離れた瞬間に切れて仕舞うモノ―。其れでも、一時の逢瀬が二人にとって如何程幸福な時間か。如何か、八日は晴れます様に、と。
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230 :
幸村精市
2008/09/14 15:29
#鏡に此の世で一番無垢な存在を問う。
騙され続ける愚民と痛みを知りながらも騙し続ける王様よ、と答え己を移す表面を煌めかせた。
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231 :
幸村精市
2008/09/14 20:36
一握の砂を握り締めるも指間から粒が零れて行く。
声音の残滓が未だに籠もり、俺の頭を心を乱して行く。
其の魅惑的な唇で詞を紡ぎ、指先で触れ合い、体温を得られたらと。
嗚呼、此の病が―…、
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232 :
幸村精市
2008/09/15 16:38
手を繋ぎ、
憧憬を抱く熱を手繰り寄せ、
二人で同じ風景を眺める。
君の横顔に、何時も、何時も、
焦がれていた。
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