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Ａについて。
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110 :
跡部景吾
2009/12/17 01:48
Ａと同居（同棲か？）し、送迎のない生活になってからというもの、赤の他人を観察する機会がぐっと増えたように思う。
今日、学校帰りにエロそうな女と擦れ違った。下品な化粧の、いかにも股の緩そうなメスっぽい女だ。
はっきり言ってＡとは全ッ然似てなかった。全と然の間に「ッ」を付けちまう程に、違うタイプだった。そもそもＡは男だしな。
だが、極めて客観的に、セフレを何人か作るとしたら一人ぐらいはああいうのがいてもいいんじゃねえかと考えた。
それだけの話。意味のないもしも話だ。
現状、Ａ以外と寝てみたい欲求は殆どない。
恋人以外に勃たない、なんて純粋さは持ち合わせちゃいないが、それでも俺が抱きたいのは常にＡだと思う。
好みの相手を釣る手間、そいつに使う最低限の時間、後腐れなく済む確率。考えるだけで面倒臭え。
バレない浮気に対する罪悪感なんざ無いに等しいが、その必要すら無いってのは本当に楽だ。
そんな時間があるなら全部Ａに使いたい。Ａの方が何十倍も欲しい。
他人に対する性欲が正常に働いていながらコレってのは、実は相当に恵まれた精神状態なんじゃねえかと思う。
これでＡのＨＰがもっと高けりゃ更に良かったんだが。
（アイツはいつも１ラウンドでバテる）
そんな事を考えながら、通り過ぎる女の尻を一瞥した。
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