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Aについて。
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15 :
乾貞治
2008/05/14 19:39
嘘を吐いていると公言するのは真の嘘吐きではないからだ。
それを免罪符にしたいか、中身を渡す為に用意した硬い箱のようなものだと俺は思う。
嘘を真実として伝える、つまりこれは自己言及のパラドクスだ。面白いじゃないか。
提示された嘘はパズルと似ていて、宛らルービックキューブのようだ。
コツを掴めない間はいつまで経っても堂々巡りになってしまうが、ある法則さえ見つけてしまえば簡単で、後は済し崩しに正解を導き出せる。
その法則や難易度に個人差はあるが。
もし自分に大事な人がいて、その人が攻撃的な虚言で牽制してきたなら。そこに嘘の匂いを意図して滲ませたなら。
そのものの形ではなく奥底に眠る本質を、俺は必ず見抜きたい。100%解けもしない数式を他人に預けはしないだろう。
例え1%の可能性だったとしても、確かな期待値がそこに存在するから提示する。それが人間というものだ。
渡された形が既にフェイクなら、流石の俺もお手上げだけどね。
さて、今夜も雨だ。俺は賭けに出よう。
条件は三つ。
1・お前があの場所に来ること。
2・誘いに乗ること。
3・俺の提案を呑むこと。
ハードルはそう高くはない。
A、ぞろ目となったらひとつの答えをお前に手渡すよ。
聡明なお前の事だ。俺のパズルを全て解き明かしていて、なおも沈黙を続けている可能性は想像に容易いが。
重要なのは、俺が、俺自身の手で答えを曝す事だと理解している。
#1:00am
お前が熱っぽいのも、あの店が臨時休業なのも偶然の悪戯か?
……参ったな。
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