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Aについて。
 ┗8

8 :乾貞治
2008/05/09 20:08

『Aへ』


俺はお前の日記の在り処を知っている。
表題の文字列が視界に入った瞬間、持ち主がお前である確率を99.9%まで見積もった。
…いや、待ってくれ。おい。コラ。ノートを閉じるな。知っているだけでページを捲った事は一度たりともない。
本当だ。……信じるかい?
勘違いを埋める為に確認した、という言い訳は、0.1%じゃあまりにも弱すぎる。
勿論これはお前へ対してじゃなく、自分への免罪符にならない、という意味でね。

俺がそうだったように、お前も俺のノートの存在に気付く日がいつか来るだろう。
表現の仮面を保険にしても、一時凌ぎにしかならない事は判っているんだ。
それなら成り行きを見越して、先にメッセージを用意する必要はあるんじゃあないか。そう思って、今、筆を執っている。

結論から言おう。もしも俺の言葉に興味があるなら、お前はこれを好きに読んでくれて構わない。
以前、開放した俺の部屋は全て自由に使っていいと俺が話したのを覚えているだろうか。
それは鍵のないノートも同じで、堂々と公開してる限りは何を制限するつもりもないんだ。
(俺が代筆している時点で、堂々、でもないが)
それなら、弊害となる要素は読み手の罪悪感ただひとつだろう?だから綴り手である俺は「読んでもいい」とお前に言うよ。
それにお前も知っての通り、物理証明を以って初めて事実とするのが俺の信条だから、報告しないと約束してくれるなら何の問題もない。
お前はそれを守る筈だ。

さて、伝えるべき話は全て書き綴ったと思うんだが…、これだけだと面白味に欠けるな。それじゃ最後に一言だけ。


愛してるよ、A。
(バカじゃないですか、と視線を逸らすのはやめてくれ)

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